君のためなら・続
しーなは動かなくなり何年かたった。
「(ああ、別れたい)しーな聞いて……」
倦怠期だろう、別れたくなった
愛されてるのかわからない
もっと愛されたい。そう思っていた
「リストカットはバレるからやめようね」
わたしは爪楊枝で腕を引っかく
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
そう言いながら死なないのはやはり、親友のこともあるから。
跡を残さないのは、彼にバレないようにするため
しーなしか知らない。
わたしが何を考えているか、なんて。
じつは、わたしの場合
別れるには遅すぎた理由がたくさんあった
精神的に耐えられなくなった
いまさら復活した鬱病がわたしを苦しめてる
*
いろいろなルールが守れなくなった
治そう(鬱を)という気持ちが持てなくなった
記憶するのが難しくなった
覚えのない投稿をSNSに頻繁にするようになった
そう、完全に復活してしまったのだ
うつ病が。
わたしは、爪楊枝でつついたり、引っかく以外に
オーバードラッグ……は、お金がもったいないので
お酒と薬を飲むようになってしまった
それでもしーなは動かない
動いてくれない助けてはくれない
消えてしまいたいと思ってしまう
それがとても辛い。
消えたら親友のことも消えてしまうから
ただそれだけでがんばってるんだろうなわたし。
わたしはこれからも悩みながら生きる
まためちゃくちゃなりました
最後の終わり方とか考えてないからこうなるんだけどね