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才能なきものの苦悩か、はたまた努力なしな愚行もののただの愚痴か。

小説を書くにあたって、常々思うことは才能の差だ。

それは、例えば日刊や月間でもなんでもいい、とにかくランキングに載るような作品をだ。それを見ると感じてしまう劣等感。

ちくいち僕に突き刺さって仕方がない。


ランキングに載るような人たちが書く物語は、やはり一味も二味も違う。噛めばかむほど味が出る作品を彼らは実力で出している。僕の作品なんてのは、大抵何かの劣化品となって誕生してくる。


この違いはなんだ。


彼らと僕の違い。


それは文才の差とかでもあるんだろう。


はっきり言って僕は日本語が下手な典型的な若輩者だし、幼少からそう言うのにも疎かった。そのせいもあってか下手で稚拙な文となってしまうんだろうな。


次いで、感性の差だろう。


やはり上にいる人たちは、立派、というより凡人とは違うような感性を持っている。けれどその感性は他人には理解できないものでもない。だからこそ、分かりやすくなり、また他とは違うから、新鮮味を帯びて、斬新かつ面白い話が作れるんだろうな。


そして、次に「感情を表す。」という点について優れているのではないだろうか。


それはキャラの心境だったり、感情だったりを綿密に、さらに繊細に語りきれる力。それを彼らは持っているのではないのだろうか。これをやりきれるには文章力とキャラに対する作者の愛が必要不可欠だと僕は思う。

要は、他人キャラクターに対する感心度、または興味の強さ。

僕は一度だがある人に、君は他人に興味がないんだねといわれたことがある。その時に少し自覚したのかも、僕はキャラを愛する力が不足しているのだと。だから僕には彼らみたいに心動かされるような力強いキャラクターを作りきらないんだろうな。


最後に、努力の差と思う。


それは読むことも然り。書くことも然りだ。


やはり小説を書くにあたって、必要なのは知識と慣れだと思う。

知識とは、他人から学ぶものだったり、自分で学ぶものだったりするが、他人から学ぶという物は、つまりはその他人の本を読むという事である。結果読書なんだ。

慣れとは、書き慣れることだ。つまりは書くこと。書いて書いて書いてつける力の事だ。

これらの事を、何かを犠牲にしてまでも時間をさいて取り組めると言うのも、一種の才能だ。この点に関して僕は少し足りないと思う。読むこともそうだし、書くことも。


少し話は変わるのだが、話を作るに当たって、僕は先ず、設定に準ずる話の行程を作ってきた。しかしこれだけではキャラに魂がこもらないのだ。先ほど一度僕が言ったように僕は他人に興味が薄いと少しながら自覚している。それを加味したら、この話の作り方ではキャラクターに命が宿らないのは必然である。生命感溢れるキャラクター。いずれはこれを描いていきたいと思っている。

となれば何を意識すればいいのか? 僕はそんな考えに帰着した。

そこで僕はこんな考えにたどり着いた。キャラクターに僕がなりきって台詞とか動作を考えればいいんじゃね? と。

確かに、これだったら、他人をただ操り人形のように動かしていた話の作り方には、キャラクターの動かし方にはならないだろう。しかし、自分がなりきってしまえば、キャラクター個々に一つ一つの個性を失ってしまうのだ。それは僕一人しかなりきられないから。様々な個性が生まれなくなるのも、ついえてしまうのも、確実なのだ。


魂のこもったキャラクター、かつ、個性溢れるキャラクターたちを作りにはどうすればいいのか。難しくなるものだ。


あ、早く寝ないといけない。明日は友達と映画に見に行くために、早く朝起きて駅に行かないと悪いんだ。まだ語りたいことはあるけれど、ではこれで。


明日は君の名は見ルゾー。


なんかこんな終わり方ですみません。

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― 新着の感想 ―
[一言] なるほど物語に重要なのは”キャラに対する作者の愛”ですか。 なかなか深い考えだと思います。
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