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異世界ブラザーズ  作者: シュウさん
191/215

象が乗っても大丈夫!

「今の外の風景?」

「ほぉ・・・撮影と映写を同時に行っていると

いう訳ですな」

シュウの説明を聞いたピョロピョ~ロと

バトリャ~が告げる


「ああ、リアルタイムの外の映像を映し出す事にこそ、

態々、商業ギルドに依頼してコイツを造って貰った

意味があるんだよ・・・」


「へ~、そうなんだ~

でも、何でリアルタイムの映像じゃ無きゃ

駄目だったの?シュウ」


「そいつぁ、ココの本来の使用目的を考えれば

ピョロ君にも、分かると思うぞ?」


「この場所の、本来の使用目的?

緊急時の避難場所だよね・・・そうか!

分かったよ!シュウ

ここに避難する様な非常時に、

安全に、外の状況を確かめる為の物なんだね?」

「なる程、外の状況を正しく理解出来ねば、

何時、避難を解除して良いかが分かりませぬからな」


「まあ、そういう事だな、

ちなみに、この超~高価なシステムを

導入して置くのは、

街長であるピョロ君の所のシェルターだけで、

一般の、街の住民の人達が避難するシェルターには、

ピョロ君の所のシェルターから、

避難解除の連絡を入れられるシステムにしようかと

考えてるんだ」


「うん、近距離連絡用の魔導具なら

割と安価で済むもんね」

「シュウ殿、ここの入り口の部分に設置されて居るという

撮影機の強度的な問題は如何いかがなのでしょうか?

ここ一カ所のみに設置となると、

ここの撮影機が災害などにより破損すると、

その時点で、外の状況が把握出来なくなる危険が

あるのでは無いでしょうか?」


「ああ、バトリャ~さんが心配して居る懸念事項に付いては

俺達も考えては居たんだよ、

最初は、何ヵ所かに撮影機を設置する事も考えては

みたんだけれども、

何台も取り付けたり、離れた場所とかに設置するとなると、

凄ぇ予算が嵩んじまうんだよ、

そこで、俺達が考えたのは、

撮影機の方を凄ぇ頑丈に造って、

絶対に壊れない品物に造り上げるって事だったんだ。

まあ、開発するのにえれぇ金額が掛かっちまったが、

それでも、何台も撮影機を設置するよりかは、

遥かに安くあがったんだぜ」


「へ~、そんなに頑丈な撮影機が付けてあるんだね」

「ちなみに、どれ程の衝撃にまで耐えられるのですか?」


「商業ギルドの開発部の人達の話しじゃ

計算上の仮定では、ドラゴンのブレスにも耐えられる

強度があるそうだぜ」


「「ドラゴンのブレスにも耐えられる!?」」


「ああ、何でも外装部分に『メタル・ドラゴン』とかいう

魔獣の鱗とか、目のレンズを使っているらしくて、

仕上げに、世界最高の腕前とかいう

付与魔術師の人に依頼して、状態保存は元より、

耐魔術とか、耐衝撃の付与なんかを施して貰ったそうだぜ」


「ふわ~、そりゃ高額になるのも分かるね」

「はい、坊ちゃん

最高級の素材と、最強の付与を施すならば、

その強さと貴重さが想像だに出来ますな・・・」


「まあ、そんな訳で、

ここに付いてる撮影機に関しては、

故障とか破損の心配は、しなくても良いって事だな」

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