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異世界ブラザーズ  作者: シュウさん
140/215

会談へ

「こんちは~」

翌日となりシュウは、

昨夜、宿泊する『ホテル ニューコシガヤ』の受付係より受け取った

商業ギルドのイイネからの伝言書き通りに、

昼過ぎに商業ギルドを訪れた。


「お待ち申し上げて居りました。シュウ様

本日は、よろしくお願い申し上げます。」

シュウの到着を待ち受けていたイイネが、

そう言葉を返した。


「おう!こちらこそ宜しくな、

それで、これから直ぐ出掛けるのか?」


「はい、この足で建築業ギルドのハナクソン様をお迎えにあがり

御一緒して、ピョロリ様の御屋敷へと向かう予定です。」


「オッケー、そんじゃ行くとするか」


「私は認めないぞ~!

ハナクソンのヤツのギルドと協力なん・・・ムグムグ~!」

シュウが、イイネと出掛けようとすると、

商業ギルドの受付奥にある扉をバン!と開けて、

ギルド・マスターのドングリーノが大きな声で、

何かしらの言葉を告げて来ようとしていたのだが、

周りに居た職員らに取り押さえられたあげく、

口には猿轡を掛けられて、元の扉の奥へと引きずられて行った。


「アレ、良いのか?」

その様子を見ていたシュウが、イイネに問い掛ける


「はい、今回の計画の賛同は、ギル・マスは除き、

副ギル・マスを含む全職員から頂いて居りますので、

我が商業ギルドの総意として、

進めて構いませんという事となって居ります。」


「まあ、ギル・マスの反対は個人的な問題からだからな、

商業ギルドの利益を考えれば、皆が賛成するのは当たり前だな」


「はい、そういう事ですので、

速やかに建築業ギルドへと向かいましょう。」


「ああ、そうするべ」

シュウとイイネは連れだって、

商業ギルドが所有する馬車へと乗り込むと、

建築業ギルドへと向かった。



「こんちは~」

「お邪魔致します。」

建築業ギルドの入り口前で馬車が停車すると、

馬車の中から扉を開けて降りて来たシュウとイイネが、

建築業ギルドの入り口の扉を開けて、そう告げた。


「おう!シュウとイイネ、

2人とも良く来たな、待って居ったぞ、

早速だが、出掛けるとするか」

建築業ギルドの受付では、

2人の到着を待ち侘びていた様子の、

ギルド・マスターであるメークソが、そう告げる


「昨日振りだな、ギル・マス

今日は、宜しく頼むぜ」

「お久し振りです。ハナクソン様

妹が、いつもお世話になっております。

本日は、宜しくお願い申し上げます。」

メークソの言葉を受けたシュウとイイネが、

そう返事を返した。


メークソを加え、計3名となった一行は、

その足で、先程、シュウとイイネが降りた馬車へと乗り込むと、

ピョロリの街の最奥部にある、

この街を治めるピョロピョ~ロ・ピョロリが待ち受ける館へと向け出発した。

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