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異世界ブラザーズ  作者: シュウさん
13/215

ヘーカ

「そうなんですか・・・ところで、タカムーラさん

お聞きしたい事があるんですが」


「『とにかくエロい、タカムーラ』だ」


「タカムーラさん」


「とにかくエロい、タカムーラ」


「エロタカー!」


「おおっ! その呼び方は実に新鮮しんせんだな、

流石さすがは、先っちょがかぶっているヤングなだけはあるな」


「被っとらんわ~!」


「良いって、良いって、とかく若者はマイサンが被ってるのを、

隠したがるのを俺も知ってるからな、

ところで、先程の質問の答えは、『確かに下半身が馬だからセルフ・フェ〇チオは出来ん』だな」


「誰も、そんな事は聞いとらんわ~! 

ノクターン行きにするつもりか!?」


「シュウ兄ィ、『セルフ・フェラ〇オ』って何?」


「ケン、その言葉は、

知らんでも全然ぜんぜん生きて行ける言葉だから、おぼえる必要は無いぞ」


「ふ~ん、分かった。」


「確かにノクターン行きは俺も望むところでは無いので、

よりソフトに『自己じこチ〇め』と言いえる事にしよう」


「それ全然ソフトに成ってないから!?

ただ言い方を換えてるだけだからな!」


「シュウ兄ィ、『自己〇ン舐め』って「それも、憶えなくて良い言葉だ!」

・・・分かった。」


「お前、憶えて置いて、

後で日本に帰ってから、嫁さんに聞こうとか考えてるだろ?」


「な、何で分かったの!?」


「分らいでか! 何年お前と兄弟やってると思ってるんだ、

お前の考える事なんてプリッとお見通しだ!

大騒ぎになるから嫁さんに聞くのは止めておいた方が良いぞ」


「ほぉ・・・お二人は穴兄弟でしたか」


「実の血を分けた兄弟だ!」


「まあ、それは置いておいて、

俺に聞きたい事ってのは何だい?」


「置いておいてって、あんたが自分から言い始めたんじゃないか・・・

まあ、それはどうでも良いんだけど、

俺が聞きたいのは、さっきフツーノさんが、

ケンタウロス族であるタカムーラさん達が来てから、

この村がうるおう様になったって言ってたから、

その理由は何でかな? って思ったからなんだよ」


「ああ、その理由だったら・・・「よう! とにかくエロい、タカムーラ!

こんな所に居たのかよ、さんざん々探しちまったじゃねぇか、

引っ越したなら、引っ越したって連絡入れろよな!」

「『思い立ったらキツツキ』って言いますからね」


「それを言うなら『思い立ったら吉日きちじつ』だぞ、ジュリー」


「これはこれは陛下、お久し振りですね、

私のチ〇コの様に長々とご無沙汰ぶさたしていました。」


「シュウ兄ィ、ヘーカなんて変わった名前の人だね」

「そうだな」

突然、シュウ達の会話へと割り込んで、

タカムーラへ話し掛けて来た人物は、こちらの世界では初めて見る、

黒い髪に、黒い瞳という日本人を思わせる風貌ふうぼうをしていて、

虎耳の獣人の女性を連れていた。


「お前の下ネタも相変わらずみたいだな、

ところで、お前を探し回った理由なんだがな、

回春薬かいしゅんやく精力剤せいりょくざいに使う『ビンビンだけ』や『夏虫花草かちゅうかそう』が切れちまってよ、

上客の各国の王族とか貴族連中が、

『次はマダか?』って五月蠅うるせぇから仕入れに来たってわけ

ついでに、ミルクが好きな『シモネタネギ』も買って帰ろうかと思ってよ」


「そうで御座いましたか、それは、ご連絡が遅れて申し訳御座いませんでした。

どのくらい申し訳がないかと言えば、女子高生の彼女に生理が来なくなったのを、

相手の親御さんに報告するぐらい申し訳がないです。

実は最近、ケンタウロス村の村長が変わりまして、

『これからのケンタウロス村は知的路線ちてきろせんで行く』とか、ほざきまして、

村での下ネタは一切禁止とか言い始めたんですよ、

しかも、『SG1』15年連続優勝という輝かしい戦歴をほこるアネさんを、

村から追放するとかかすもんですから、

下ネタ同士どうし一同いちどうと共に、村からビュッビュッと飛び出した訳です。」


「『SG1』・・・下ネタ・グランプリ1部リーグか懐かしいな、

アネさんって確か『オマメキャップ』って名前だったっけか?

彼女は元気なのか?」


「ええ、アネさんでしたら、

若いしゅうを引き連れて、畑仕事にドピュドピュと精を出してますよ」


「畑って、下ネタネギのか? だったら分けて欲しいんだが、

ビンビン茸や、夏虫花草も手に入るかな?」


「ケンタウロス村では、ご購入こうにゅうされなかったんですか?」


「それが、その新村長とかいうヤツの指示だと思うんだが、

村の連中に促成栽培そくせいさいばいをさせようとして失敗して、

ビンビン茸や夏虫花草を始めとして、

ついには、特産のシモネタネギにいたるまで全滅させちまったとか言うんだよ、

特産品を全部ダメにしちまったもんだから、村には閑古鳥かんこどりが鳴いてたぜ」


「下ネタと同じぐらいに、作物を育てるのが得意なアネさんを追いだしたりするから、

そういう事になるんだよ・・・

村長はいい気味だけど、それに付き合わされた村の連中は良い迷惑だったな、

どのくらいの迷惑かと言えば、

公衆便所に入ったら『チ〇チ〇ささがかり』とか、

『最後に振る係』の爺さんが居たくらいの迷惑だな」


「『〇ン〇ン支え係』とか『最後に振る係』ってのは聞いた事が無いが、

そりゃ、確かに居たら良い迷惑だな」

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