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4つの扉  作者: 弱虫勇者
第1章
7/12

リユウ

誤字脱字を見つけたら教えて下さい!

それをきに、自分は矢先やざき 慶助けいすけとして生きた。


物心ついてひとつ驚いたことがあった、それは、矢先 慶助という名前を聞いて、地


獄の記憶が蘇ったのだ。


でも誰にもこの事を言わなかった、クルーが『この扉の奥にある事を秘密にしといて


くれ』と言っていたことも思い出したからだ。


それから数年たち、小学4年生になった、そして米田べいだ 正斗まさと


いうヤツを中心に、イジメを受けた。


そしてその夏のある日、学校の階段を1段ずづ上がっていく、屋上に着いた。


そう、自分は矢先 慶助をやめるのだ。


そばに、靴を揃え、自分は、飛び降りた。


この学校は4階建て、落ちて死なないわけがない。


落ちている途中下にクルーが見えた、そしてクルーは指を鳴らした、その音と共に自


分の体が止まった。


「予定通り。」


クルーはしゃべり始めた、


「質問いいか?何で自殺する時、靴そろえる?死ぬんだったら、関係無いじゃん。」


自分は体が止まった事に驚いていてクルーの話なんて聞いていない、でもクルーは


しゃべり続ける、


「おいおい、無視かよ。なあ今の質問に答えなくていい、その代わりこれからの質問


には答えろ。」


「はい。」


自分はやっと落ち着いた。


「地獄の記憶は思い出したんだよな。」


「ああ。」


「前世の記憶は?」


「前世?思い出してない。」


「じゃあ、何で死のうとしてる!」


クルーはいきなり声を張り上げて言った、自分は、


「イジメられたから。」


「誰に?」


まだ質問は続くようだ。


「米田 正斗。」


「お前の名前は?」


「矢先 慶助だ。」


「ああ、違う違う、前世の名ま…あっ、そっか、前世の記憶は忘れてるんだった


な。じゃあ教えてやるよ。おまえの前世の名前は…米田 正斗だよ!」


全ての記憶を思い出した。


前世、自分の名前は米田 正斗だった。


その後、クルーは、


「やっと分かったか。」


と言って、指を鳴らした。


自分の体が動き出した、自分はもう一度死んだ。

読んでくださり本当にありがとうございました!

最後まで読んでくれたみんな。

コメントやポイントをいっぱいくれたら嬉しいです!

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