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4つの扉  作者: 弱虫勇者
第1章
6/12

ヒラク

誤字脱字を見つけたら教えて下さい!

一瞬驚いたが、すぐに理解した。


「そしてお前にはこの4つの扉の中から1つ選んでもらう。」


「本当に『生』が出たら生き返れるんですか?」


「私は嘘をつかない。」


挿絵(By みてみん)


その後、自分は左から2番目の扉を開けた、すると扉の奥には『生』と書かれた扉が


あった。


自分は、相当驚いて、口を開いたまんまクルーを見た。すると、クルーはまた、慣れ


たようにしゃべり始めた、


「まず1つ目に前世とこの地獄に関する記憶を全て消させてもらうが、いいな。」


「は、はい」


『生』が出た事で驚き、あまりクルーの喋っている事に耳を傾けていなかった。


「だが前世の事を少しでも思いまし出せば、前世に関する事全て思い出す。でも前世


の事を思い出すだけじゃ地獄の事は思い出せない、逆に地獄の事を少しでも思い出せ


ば、地獄に関する記憶が全て思い出す。まあ、前世や地獄の記憶なんて思い出す人


は、いないと言ってもいいぐらいだ。」


「そうか?そんな記憶すぐ思い出せそうじゃないか。」


と自分が言ったら、クルーは、


「ほとんど思い出せないって言う、証拠はある、それは、お前が地獄に来たのは、1


回目じゃないってことだ。」


と言った。


「えっ?!」


思わず声に出てしまった。


「お前は前に地獄に来たことがある、その記憶を忘れている事が証拠。」


「2つ目に、お前の名前はこちらで決めさせてもらっている。」


「はい、で名前は何ですか?」


矢先やざき 慶助けいすけ。矢の先に慶応義塾の慶に助ける、で矢先 慶


助。」


「矢先 慶助…か、なんか生まれる前に名前を知るっ


て変な感じですね。」


「でも、扉を開けちゃえば記憶が無くなるから」


「そうですね。」


「3つ目に赤ちゃんからだ。」


「まあ、それはいいです。生まれ変われるなら。」


「さあ、説明はおしまいだ。その扉いつ開いてもいいぞ、その扉を開いた時間が生ま


れる時間でもあり、記憶を失う時間でもある。」


「はい。」


と自分は言って『生』の扉のドアノブを掴んだ。


「ちょっと待ってくれ」


と、クルーがしゃべり始めた、


「さっき、お前が『本当に『生』が出たら生き返れるんですか?』と聞いてきたと


き、私は『私は嘘をつかない。』と言ったが、その言葉を取り消す事にする。私


は、この部屋で言った事の中で1つだけ嘘をついた。」


その言葉を聞いたあと自分はこう言った、


「名前で、記憶が戻ることなんて無いですよね。」


クルーは、


「多分な。ほら、お母さんが待ってるぞ。」


その後、自分は扉を聞いた。

読んでくださり本当にありがとうございました。

引き続き、7話も読んでいただけたら、本当に嬉しいです!

               次回予告

          自分は生き返り、何かが起きる!

       なぜ自分は、みんなより働く期間が多いのか。

        なぜ自分は、地獄に来させられたのか。

           なぜ自分は、死んだのか。

       なぜ、名前を生き返れる前に決められたのか。


           次話 全てが解ける!!!

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