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僕の異世界動物記  作者: Yuisei
序章 〜旅の始まり〜
7/44

07なまえ




 奴隷を買った僕は壁を越え、少し遠くまで飛んでいった。目についた丘に着地。



 よく見たらこの奴隷気絶してるぞ。  とりあえず、寝かしとこう。



 空が明るくなり始めている。朝が来たのか。



 『ピコンピコンッ』



 またステータスが鳴っている。今度は何だよ。



===============================


  なまえ:セイヤハガノ


    種:ヒト


  スキル:

   《聖魔法Lv1》《光魔法Lv1》《奴隷設定》New!


  ユニークスキル:

   《勇者》《聖剣召喚》


  オリジナルスキル:

   《オトモダチLv2》


  称号:

   〔勇者〕〔異世界人〕〔生き物好き〕


===============================



 奴隷設定?



 押せばわかるだろ。



 はい、ポチ



===============================


   奴隷の命令を記入ください。


  一、


===============================



 ステータスにパソコンのキーボードみたいのが出てきたぞ。



 命令かぁ~。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「よし書けた」



 こちら!



===============================


             【編集】


  一、命令を聞くこと。


  二、僕に危害を加えない。


  三、他人を僕に危害を加えようと仕向けない。


  四、無視しない。


  五、僕の話がつまらなくても聞く。


  六、黙らず、報告・連絡・相談をする。


===============================



 そういえば、《オトモダチ》に図鑑があったな。



 どれ、



 「図鑑開本(オープン)!」



 「うぁっ」



 手に2cmほどの厚さの本が出てきたぞ!



 「カバー豪華だな!」



 表紙に『地球動物大全』とかかれている。



 どれ、開いてみよう。



 ふむふむ。



 今までオトモダチになった動物が写真とともに載っている。



 あっ、どうやらスケッチと切り替えられるみたいだ。



 「すごいな、この図鑑」



 今は5種しかいないけど、増えたらすごそうだな。



 「何だこれ?」



 スケッチと切り替えるボタンの下に累計登録というボタンがあるぞ。



 ポチッ。



===============================


   累計登録数 5/5


    スキルを手にいれますか?


       Yes   No


===============================



 新しいスキル? まぁ、とりあえず。






 Yes.





===============================


    以下のスキルから選んでください。


     《物質創造(アイテムクラフト)Lv1》《神格化》《霊化》


         やっぱりいらない。


===============================



 クソッ、スキルがどんなのかわからない。



 特に後ろの2つは全くわからない。



 《物質創造(アイテムクラフト)Lv1》は何かを作るスキル?



 レベルがあるし、これにしよ。



===============================


     本当にこのスキルにしますか?


        Yes     No


===============================



 何回押せばいいんだよう。



 「はぁ~」



 Yes.



===============================


     累計登録数 5/100


===============================



 100!?  5の次は100だと!?



 気長に待つか~~。



 「ん」「んあぁぁ~~~」



 彼女が起きたようだ。 名前を聞かないとな。



 「起きたかな」 「早速で悪いけど君の名前を聞かせてもらえるかな?」



 「ん?」「ヒャァアアアアアアアア」「やめて!」「わたしをこふぉさないでエエエエエ!」



 なぜ、呂律がまわらなくなるほど怯える?  というか、泣かれた。 こっちが悲しいな。



 「大丈夫だよ」「僕は君を殺そうとはしないよ」



 「だってグスン」「だってグスン」「あのスキルがぁぁぁぁ」



 スキル? 僕にそんな誰かをすぐ殺せるようなものあったかな?



 「僕はそんなことしないよ」「ほら!」



 ほら、といってもなにがほらだ。んー。五郎丸を出そう。



 「行け、五郎丸」 『はいでござる(やっと喋れたでござる~)』



 『初めましてでござる』『拙者は五郎丸』『よろしくでござる』



 「カブトムシがしゃべった?」「えええええええぇぇぇぇぇェェェェ!」



 「なんでしゃべれるの?」 『わからないでござる』



 ニコッ(^-^) 僕は微笑む。



 「ヒィッ」



 なんでだよ。 もう、命令を使おう。



 「君の名前を教えて」「これは命令だよ」



 「う゛」



 どもった。



 「わたしは……」












 「ラニカ」













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