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僕の異世界動物記  作者: Yuisei
3章 乾燥帯 ~水を大事に、な生き物たち~
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41聖短針 時流(ときながし)



 『そうだ!』 『主様!』 『叫べばぜっんぜん怖くない!』



 『ワァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



 「うるさいよベル」



 『すん』



 「ご主人様!」「なんか絵が描かれてるよ!」



 絵?



 「ホントだ」「これは何の絵だろう?」



 「変な形だね」



 古生代にいそうな動物だな。アノマロカリスのような姿をしている。



 「こっちも絵があるよ!」



 こっちは三葉虫かな?



 なんで、昔の生物が描かれてるんだろう?



 この魚はサカバンバスピスに似ているな。



 まだ、通路が続いてる。



 先には何があるんだろう?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「これは祭壇?」



 通路の先には祭壇のような開けた場所になっている。



 通路とは違い、壁が満天の星々の色になっている。



 きれいだ。



 『この棒、きれいですわね!』



 「どうしたの?」



 『セイヤ様、この棒ですわ!』



 黄金色だなぁ。 こがねの名前の由来でもある色なんだよね。



 『外れたですわ!』



 えっ……。



 「ラニカぁー」



 「何ですかー」「ご主人様ー」



 「この棒、鑑定できる?」



 「えーッと……」



 「聖短針時流(ときながし)」「とある武器の片割れ、合わせると時渡りが使えるようになる」



 「スキルはないね」



 針なのか?



 試しにさわってみると、棒が砕けて15cmほどの針が出てきた。



 「ご主人様」「この武器の片割れってご主人様のスキルで出せるやつじゃないの?」



 「そうなのか?」



 「《聖針召喚》」



 「うわぁ!」



 二つの針が輝いている。



 「なんだこれ?」



 まるで、時計のはりのようなものが僕の手元にできた。




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