31疑問
「ご主人様」「前から思ってたけど」「この装備何なの?」
「ジャングル対策だよ」「ヒルやカに刺されるのめんどくさいからな」
「魔物対策は?」
「僕は知らないよ」
「どうせ出会ってもラニカが銃でぶっ殺すでしょ」
「うん」「そして食べるよ」
「それはやめて」
「あと」「これより速いもの」「絶対あるでしょ?」
なぜ車の存在に気づくのだ。
君、運転できるの?
「はぁ」「次の街までね」
「どんな乗り物?」
「《物質創造》」「走りやすくて壊れにくい自動車!」
「おぉーー」
『おぉーー』
『おぉーーですわ』
『おぉーーでござる』
だいぶ無茶な要求だけど作れるんだな。
「じゃあラニカ」「運転よろしく!」
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といっても、すぐ夜になった。
街に着くのはいつになるだろう。
『主様』『あそこに・・・・』
おぉーー。
ハイエナ・・・・。
なんでこんなにも危険生物に出会うのだろうか。
しかし、僕には《オトモダチ》がある。
くらえ!
「オトモダチィ!!!!!」
ー条件ー 貢げ。
貢げって・・・・。 オトモダチじゃなくない?
でもいい。 あのにっくき肉を消すことができる!!!!!
「ラニカ!」「お肉ちょ~おだい」
「え?」「はいどうぞ・・・・」
よっしゃ生肉。
「どうぞ~」「ハイエナさんがた~」
ー ありがたい
[ブチハイエナ]がオトモダチになった。
[ブチハイエナ]がオトモダチになった。
[ブチハ・・・・
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全部で15匹。
いや~。 野生動物に食べ物を与えるのはよくないけど、なんかいいことをしたな~。
向こうはお肉を食べる。
こっちは肉を消せれる。
互いに利益があるのはいいことだ。
うん。
「またねー」
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「ご主人様」「お肉どうしたの?」
「ん?」「ブチハイエナたちにあげただけだけど?」
「え?」「ご飯はどうするの?」
「前採ったシイタケでいいよ」
「イヤだ」
「イヤだァァァァァァァァァ!!!!!」
ニッコリ。
こちとら肉は嫌なんだ。
ごはん作ってくれるのは感謝している。
でも、毎回僕が嫌いな物を出すのはよくないよ。