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僕の異世界動物記  作者: Yuisei
序章 〜旅の始まり〜
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02買い物と初めてできたオトモダチ

 あのあと金貨の数を数えて見た。そしたらなんと100枚! それなりの金額になるだろう。あと、他のスキルも見てみた。魔法は使えるみたい。おいおい検証してみよう。《聖剣召喚》は名前の通り聖剣が召喚できるようだ。《勇者》は一定時間強くなれるようだ。



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 王宮を出たはいいが。  なにかいるかなぁー。



 あっ。



 今目の前に何か飛んでいたぞ。



 いた!



 「オトモダチ!」



 飛んでいたのはハエだったようだ。今は僕の指に止まっている。何の種だろう。



 ー条件ー無し [イエバエ]がオトモダチになった。



 イエバエかぁ~~~よしあれをしよう。



 「あなたはだあ~れ」



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  種:イエバエ(Musca domestica)


 スキル:

  《飛翔(機動)》


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 スキルが見える! あれ? 種のところに学名が付いている。僕のステータスにはなかったぞ。「あなたはだあ~れ」の能力の1つなのかな。




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 イエバエを放した後、僕は雑貨屋に来ている。何だこれ薬草? よし、



 「あなたはだあ~れ」



============================


  これは地球産ではありません。


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 地球に実際生息している生き物じゃないとダメなのかぁ~。この世界の動物ってどんなのがいるんだろう。



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 店をまわってわかったことがいくつかある。お金の単位はセイ。でも距離などはメートル法が使われているみたい。貨幣は虹金貨、白金貨、金貨、銀貨、銅貨、鉄貨があり、1億セイ虹金貨、100万セイ白金貨、1万セイ金貨、1000セイ銀貨、100セイ銅貨、10セイ鉄貨。日本円との相場はわからなかった。



 なにを買おうか、迷うなー。金貨100枚もあれば大体買えるみたい。まぁ、いま決めなくてもいいでしょう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「勇者様〜陛下がお呼びで〜す」



 どうやらおじさんが呼んでいるようだ。王宮に行けばいいのかな?



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 王宮に行くとすわっているおじさんやクラスメイト以外に横にまた別のおじさん、おばさんが立っていた。その人達も礼服? のような物を着ていた。



 「勇者殿。3日後、この地を出て、レベル上げに出てもらう。」



 は? 何だよ、れべる? 一体何のことかわかりませ〜ん。



 「今日は休み、明日その金で装備を整えるとよい」



 さぁ、どうしよう。れべるあげは魔物というものを倒すみたい。めんどくさ〜い。そうだ!






 逃げ出そう。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 夜になった。



 王都には大きな壁がある。ここを突破すれば、外にいけるな。



 幸いイエバエとオトモダチになったことで、空を飛べるようになったはずだ。今やってみよう。






 飛べ!






 うぉ! 飛べたぞ! 



 このまま壁をひとっ飛びだーーーーー。



 壁を越え、着地!



 「ぐへっ」



 失敗した。



 腕が痛いよー。



 トントン、モミモミ。うん、骨は折れてないようだ。よかったよかった。




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