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僕の異世界動物記  作者: Yuisei
1章 温帯 ~四季折々の生き物たち~
17/44

17 VS勇者ピカザウルス



 うーん。どうしよう。



 相手は剣。



 僕は針。



 リーチが少ない。



 まぁ、オトモダチの能力を使えばいいだろう。



 能力を、イエバエ、カブトムシ、アカイエカ、ドブネズミ、クロゴキブリ、キンギョ、キクガシラコウモリ、アサギマダラ、ジャコウアゲハ、コクワガタにする。



 避けるのはコウモリとゴキブリの能力を使えばいいだろう。



 「クソッ、何で当たらないんだ!!!!!」



 そりゃゴキブリは体の何十倍もすぐ走れるからな。



 次々、僕に攻撃が来るけど全然避けられる。こいつ、スキル使えないのか?



 「《身体強化》!」



 フツーに使ってきた。



 おー。速くなったー。



 人を傷つけると後々面倒になりそうだし、武器に攻撃しよう。



 どっちのスキル使おうかな。



 「《一刀両断》!」



 あぶねー。油断禁物だな。



 「《一点集中》」



 『カンッ』



 まぁ、一発で壊れるわけないか。



 「これならどうだ!」「《盲目》!」



 ヤバッ、目が見えなくなった。耳まで塞がれたらヤバい。早く、決着をつけよう。



 「《縫合》」



 あれ? 武器に穴が空いた。



 このまま、飾ろう。



 いっちょあがりー。



 あっ、目が見え始めた。



 「お前!」「俺様の武器に何をした!!!!!」



 「縫った」



 「どうやってやるんだ!!!!!!!」



 「スキルだよ」



 「意味わかんねェェェよ!!!!!」



 「どうやら俺様は本気をださないといけないようだなぁ!!!!!!!」



 勇者が口元にXを作った。



 「《(ふういん)》!!!」



 口が開かなくなった。



 このままだと、オトモダチが作れない!



 どうしよう。



 さっさとこのピカザウルスを倒さないと。



 とりゃ。



 『ガコンッ』



 「なっ、俺様の武器が割れた……」



 『ドサッ』



 勇者は茫然自失している。



 「はっ」



 口が戻ったぜ~。



 「あなたの負けでいいですか?」



 「……あぁ」



 「えーっと……」「挑戦者の勝利!」



 何かいうことを聞くって言ってたな。



 よし。



 「お金ちょーだい」



 「……あぁ」



 思ったより貰えた。というか、こいつ大丈夫か?



 「ラニカ~」「ひとまずここを出るぞ~」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 街を出た。



 何か少し涼しくなったか?



 「ご主人様」「あの人、大丈夫だったんでしょうか……」



 「考えても仕方ないんじゃない?」



 「まぁ、そうだよね」



 勇者って武器が割れると何かいけないのかな。



 この世界は謎だらけだな。



 それにこの地図も……。



 全然島が無い。でっかい大陸と魔王がうんたらの大陸と2つしかない。



 あと、気候。温度の変化がはやい。



 冬になるまで移動するか。



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