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僕の異世界動物記  作者: Yuisei
序章 〜旅の始まり〜
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01 Otherworld summoning

初投稿です。よろしくお願いします。

 『ツピツピツピチュ~~~~~~』



 「朝か」



 「ふぅぁ~~~~」今日も1日が始まる。僕の名前は葉賀野誠也15歳。好きなものは動物。嫌いなものは肉だ。



 「おはよう誠也」



 「おはよう母さん」



 何気ない挨拶をかわす。



 『にゃぁぁぁぅう』



 この子はベル。両親が僕が生まれる前に飼い始めた猫らしい。



 「ベルもおはよう」そしてベルの頭を撫でる。



 僕の1日は挨拶から始まる。朝ごはんを食べたら学校に行く。



 「行ってきます」 これは母さんやベルに向けてでもあり、横にいるカブトムシの五郎丸とキンギョのこがねに向けてでもある。



 通じているかわからないがカブトムシやキンギョにも命がある。挨拶は大事だ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 学校に着いた。



 「今日の一時間目は」 科学か。



 「ほら席に着けーー」この先生はいつもそう言う。



 「なぁこないだ見た異世界ものさ……」 「なになにーー」



 前の席の奴ら毎日、異世界異世界言ってるけどなんなんだ?  異なる世界、んー。よくわかんねぇ。



 ふと前の席を見るとそいつらがほんのり光だした。



 「なにこれ!」 「ヤバイぞ!」 「ねぇ下見てよ!」 「これはなんだ?」 「魔方陣?」 「俺ら異世界に召喚されるかも!」「マジ!」「ヤッッフーー!」



 みんな色々言ってるけど確かにヤバい。と思っていたら、周りが白く光輝いた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「何だここは?」 目を開けるといかにも高そうなシャンデリアが見えた。何故か横たわっていたので起き上がる。するとそこには豪華なカーペットやイスがあった。そしてその上にカッコいいという言葉が似合うおじさんがすわっていた。



 「此度の勇者召喚大義であったクリムト」おじさんがおじさんに何か言っている。



 「ははっ」 というかここは本当にどこなんだ。



 「さて勇者たちも気がつき始めたようだ説明をしなければならん」



 「我が名はエルト!」 「この地ハニシュード王国の国王である!」



 おじさんがでかでかと名乗った。ここは日本じゃない? えっ どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようベルにもどうしようどうしよう五郎丸にもどうしようどうしようこがねにもどうしようどうしようどうしようどうしよう母さんにもどうしようどうしようどうしようどうしよう会えない?どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよういや、まだ帰れないと決まったわけじゃない。決めつけるのはよくないな。



 「あの~~」クラスメイトの一人が声をあげる。



 「言ってみろ」



 「ここって日本じゃないんですか?」



 「ニホンとは何だ」



 日本を知らないだと。いや、すごい小さな国の可能性もある。



 「僕らのいた国です」



 「世界地図はあるが、そのような国は見たことがない」



 えっ?


 ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!

そしたら会えないじゃん家族に。これが異世界? 時間旅行したわけじゃなさそうだしな。というかなんでおじさんたちは僕らを召喚したんだよ!



 「王様はなんで俺らをここに呼び出したんですか?」



 「我が国そして他の国は突如現れた大陸を危険視している」「学者や冒険者をその地に100人ほどおくったのだが」「帰ってきたのはそのうちの3人」「皆口をそろえて魔王がでたといっておった」「そこで世界中のトップが集まり我が国が勇者召喚の任を得たというわけだ」



 「帰れ「ひとまず休めこれからはクリムトが答える」 僕が質問しようとしたけど、さえぎられた。まぁ、あとで質問すればいっか。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 「これからは私クリムトが答えます」



 「家に帰らせてください」呼ぶなら戻すのもできるだろう。



 「できますが難しいです」 なんでだよ! もう少し聞こう。



 「なぜですか?」 口調は丁寧に。



 「召喚のために大陸の魔力を大量に使ったため送還用の魔力がないのです」



 「どのくらい待てば魔力がたまりますか?」



 「魔力の増え方が不規則なためわかりません」



 「ありがとうございます」もうこれじゃあ帰れない。せめてお別れの挨拶はしたかったなーー。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 家に帰れないことがわかり落ち込んでいた。だがクラスメイトがスキルがどうとか言っていた。



 みんなについていくと聖女だ賢者だ大魔法使いだなんだと水晶の前でしゃべっていた。



 「まだ鑑定していない人はいませんか~~~」



 鑑定が何かは知らないが勇者の能力でも調べるのだろうか。



 「はーい」とりあえず答えよう。



 「こちらに手をかざしてください」



 「わかりました」



 言われた通り手をかざすと板のようなものが出てきた。



===============================


  なまえ:セイヤハガノ


    種:ヒト


  スキル:

   《聖魔法Lv1》《光魔法Lv1》


  ユニークスキル:

   《勇者》《聖剣召喚》


  オリジナルスキル:

   《オトモダチLv1》


  称号:

   〔勇者〕〔異世界人〕〔生き物好き〕


===============================



 よくわかんないものがいろいろ出てきた。押してみよう。



 ポチッ。



===============================


 《オトモダチLv1》

 ①動物とオトモダチになれるスキル。

  オトモダチになりたい動物(地球産)を視界にいれ、「オトモダチ」の言葉を発することでなれる。相手が拒否した場合その個体には1日使えなくなる。(同じ種には使用可能)また、相手が条件を出してくることもある。その場合条件をのむことでオトモダチになれる。(条件をのまないと襲われる危険性があるので注意)

 ②オトモダチを召喚できるスキル。

  召喚するオトモダチを選び「召喚」と唱えることでオトモダチをその場に召喚できる。任意のタイミングで送還も可能。オトモダチが死亡時、召喚は使用不可。

 ③オトモダチにした種の能力を使えるスキル。

  オトモダチにした種の能力を頭の中で考えることで使用可能。その能力は自分の体及び武器に反映する。任意のタイミングで解除が可能。オトモダチが死亡時でも使用可能。現在1種まで同時に発動可能。

 ④生き物の種名を調べるスキル。

  視界に入った生き物にたいして「あなたはだあ~れ」と言うことで発動。オトモダチになるとスキルも調べられる。地球産のみ使用可能。


================================



 長っ。 ん? 地球産。 この世界にも動物がいるのか!  早くあってみたいなぁ。



 「ステータスが出てきましたか?」



 これステータスって言うんだ。へーー。



 「はい」



 「では、こちらをどうぞ。」「陛下からの贈り物です。」



 これは金?丸いから貨幣か。でも相場もわからないから調べる必要があるな。



 「これ、どこで使えますか?」



 聞くのが速いだろう。



 「王宮を出てすぐの王都で使えますよ。」



 街があるのかな?




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