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メスガキラー  作者: わっか
メスガキラー用語集
3/113

用語解説 サブキャラクター

「メスガキラー」で(もち)いられる用語を解説。


一部ネタバレを含む場合がございますので、最新話まで読まれることを推奨(すいしょう)いたします。

新たに判明した用語も、随時追加していきます。

中條のグループ


 ●中倏なかじょう 柑奈かんな


 弥兎みうにいじめを行っていた、いじめグループの主犯格。


 以前は東征とうせい学園にかよっており、そこで出会った四条しじょう 光桔みつき上野うえの 莉沙りさ三枝さえぐさ 朱里あかりの三人とは友人関係となってよくつるんでいた。


 裕福な家庭で育った柑奈かんなは、それまで何不自由ない暮らしを送る。

 両親は娘たちに甘く、あらゆるわがままが通ってきた中倏なかじょう姉妹は、やがて気を許した友人以外には横柄おうへいな態度を取るようになる。


 柑奈かんなの父親は社会的に地位の高い人物であり、娘が気に入らない事があれば生徒・保護者を呼び出し相手に非があると決めつけ、糾弾きゅうだんするような事も行っていた。

 一方で学校側への根回しが上手く、これにより柑奈かんなが非難される事はなかった。


 そんな父親の存在を盾にクラスメイトには高圧的な態度で接していたが、柑奈かんなに逆らえる者はいなかった。


 事実上クラスを支配していた柑奈かんなは、友人らと共に特定の生徒にいじめを行うようになる。


 そのターゲットは定期的に変わっていったが、ある時突き飛ばしているところを教師に見つかり、その場で注意を受けることがあった。

 この時、柑奈かんなは怒られたという事実に強い苛立ちを覚え、その時いじめを行っていた樋郡ひごおり らむねへ、ついに殴る蹴るの暴行を働くようになる。


 柑奈かんなのずる賢いところは、それまでのいじめやこの暴行の際、決して自分が手を出す事は無く四条しじょうらにやらしていた点である。


 柑奈かんなにとっては、自分の口先だけで人を動かせる優越感がたまらなかった。


 その後、以前のような注意を受ける失態を避けるため、真面目で成績優秀それでいて内気な性格の下帯しもおび 野乃花ののかを強引に引き入れ、いじめの現場を目撃されても彼女も居るのだから、ふざけ合っているだけと大人達に見せかけることに成功する。


 これにより、中倏なかじょう 柑奈かんなを筆頭とした五人のグループで行動するようになった。


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