用語解説 サブキャラクター
「メスガキラー」で用いられる用語を解説。
一部ネタバレを含む場合がございますので、最新話まで読まれることを推奨いたします。
新たに判明した用語も、随時追加していきます。
中條のグループ
●中倏 柑奈
弥兎にいじめを行っていた、いじめグループの主犯格。
以前は東征学園に通っており、そこで出会った四条 光桔・上野 莉沙・三枝 朱里の三人とは友人関係となってよくつるんでいた。
裕福な家庭で育った柑奈は、それまで何不自由ない暮らしを送る。
両親は娘たちに甘く、あらゆるわがままが通ってきた中倏姉妹は、やがて気を許した友人以外には横柄な態度を取るようになる。
柑奈の父親は社会的に地位の高い人物であり、娘が気に入らない事があれば生徒・保護者を呼び出し相手に非があると決めつけ、糾弾するような事も行っていた。
一方で学校側への根回しが上手く、これにより柑奈が非難される事はなかった。
そんな父親の存在を盾にクラスメイトには高圧的な態度で接していたが、柑奈に逆らえる者はいなかった。
事実上クラスを支配していた柑奈は、友人らと共に特定の生徒にいじめを行うようになる。
そのターゲットは定期的に変わっていったが、ある時突き飛ばしているところを教師に見つかり、その場で注意を受けることがあった。
この時、柑奈は怒られたという事実に強い苛立ちを覚え、その時いじめを行っていた樋郡 らむねへ、ついに殴る蹴るの暴行を働くようになる。
柑奈のずる賢いところは、それまでのいじめやこの暴行の際、決して自分が手を出す事は無く四条らにやらしていた点である。
柑奈にとっては、自分の口先だけで人を動かせる優越感がたまらなかった。
その後、以前のような注意を受ける失態を避けるため、真面目で成績優秀それでいて内気な性格の下帯 野乃花を強引に引き入れ、いじめの現場を目撃されても彼女も居るのだから、ふざけ合っているだけと大人達に見せかけることに成功する。
これにより、中倏 柑奈を筆頭とした五人のグループで行動するようになった。
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