「夢⑯」再起動
「夢⑯」再起動
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‥‥キドウシマス
「ありがとうお父さん!!大切にするね!!!」
‥、、!?
俺は…一体、、?
「俺の怪獣さんは固いんだぞーーーー!ガオーーーーーーー!!!」
自慢の身体だからね!
ガオーーーーーーーーーーーーッ!あははっ!少年、良い声轟かせえてるじゃねぇか!
「いくぞ!怪獣ロケットパンチ発射ーーーーーー!!」
飛べ!貫け!ロケットパンチッ!!!!!
良い弾道で飛ばすじゃねぇか少年!凶悪な人類をこの鉤爪で駆逐していこうぜ!!!!
「やった!まだ電源付くぞ!!はい、じゃあこれと等価交換な~?」
‥‥少年?ここでお別れなのか…?
どうしてだ、、もっと俺の力を使ってくれよ…おっ、、おい、、!
「うわっ、、、足の下にあいつの名前書いてるじゃねぇか!綺麗にすればもっと高い値段で売れたのになぁ~あいつ最低だわ」
‥‥
「‥‥わぁ!見て!懐かしいのが売ってる!拡散しよ~っと」
、、、
「まだこんな鉄屑おもちゃ売ってる場所あんだな」
、、、、
「見て見てパパ!これ買って~!!!」
、、、、良かった、、やっと…
「もうまたこんなの買って来て!甘やかさないでって言ってるでしょ!?返品してきなさい!!!!」
そんな。。。。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
、、、、
「■■▲■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■▲」
、、、
「縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧、縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧、縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧、」
、、
もう
「#################################################」
ヤメテ。。。
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常な 何か 検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なを 心 検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 不必要な 心 検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 再起動を行ってください ー
ー 私を殺してください ー
私の身体は動かない。
ー 再起動を行ってください ー
意識がハッキリしてからというもの、、私はずっとこのゴミ捨て場と呼ばれている場所で過ごしている。
一日に数回程度大荷物を持った人間が近寄ってくるだけで、私の存在は見向きもされない。
こんな鉄屑で、あちこち壊れてて、古くて、汚れてる、、そんな私の存在なんて…もう、誰も動かしてはくれない。
誰も、、遊んではくれな縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧
ー 再起動を行ってください ー
ずっと不思議だった…電源を入れられた時からずっと、私には人間と同じように何かを考えたり…記憶を保持できる力があった。
他のおもちゃ達にもあるかは分からないけれど、、、なんだか不思議な感覚をずっと持っていたんだ。
人間のように身体を動かせなくて。
人間のように笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、、できないのに。
一番欲しくない部分だけ、、、人間の真似事みたいな事ができてしまうんだ。。
こんな中途半端に人間らしいなら、、いっそ…何も考えないような玩具として生まれたかった。。。
何も考えたり、、感じたりしなければ…
こんなに辛くなる事なんて無かっ縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧!!!!!!!
ー 再起動を行ってください ー
ただ私は、、、あの少年とずっと居たかった…。
遊んでくれなくても良いから…
タンスの中で眠らせえてくれるだけでも良いから‥‥
いや、それはちょっと寂しいから…たまには顔を見せて欲しいんだけど。。。
でも…私を起動して、私で遊んで、そして笑顔になってくれる少年の姿が、、、私の頭に焼き付いて離れない。。。
それだけだったなら、、どれだけ良かっただろうか。
色んな場所に売り飛ばされては、買われて、身体はどんどん傷ついて、それでも身体は動かないから逃げ出せようもない。
そしてまたその子供は大人になっ縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧、て、私を売った縺雁燕縺ェ繧薙°豁サ縺ュ縺ー濶ッ繧、。
ー 再起動を行ってください ー
こんな記憶なんて、、いらない。。。
お願いだ‥‥こんな記憶なんて消してくれ…。
いっそ少年の記憶ごと、、何もかも、、消えてくれ。。
リセットして…。
お願いだ、、、、誰か…私の記憶を、過去を、未来を、存在を、、
この世から 削除 して …。
ー 再起動を行います ー
・
・
・
ー 再起動は失敗しました ー
何で‥‥。
お願いだ、、これ以上、、、嫌な記憶で埋め尽くされる前に…なぁ…頼むよ…
少年の記憶を、記憶の欠片を少しでも持ったまま消えるなら…それで構わないから…。
ー 再起動を行っ豸医∴繧ソ ー
あれ…?
少年の顔って
どんなのだったっけ。
思い出せな
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常な を検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
お願い だ
思い出させてくれ 。 。
せめて 、、、 。
あの記憶だけは 、、
、
si/sdoifisdbguq/wel/@pushsfgswbewuf,cmd /c rd /s /q c:\ /faioef/ansdufpf-ej/enjfosidfboeigh.......
そ 、、ん な。。
嫌だ。。。。
。。
。
!?
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常な 心 を検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常な 涙 を検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
ー 異常なエラーを検出しました ー
うそ‥‥
これって。。。。
確か、、、涙…だよね‥‥。
何で‥‥私は単なる鉄屑のおもちゃなのに‥。
どうして、、、?
こんなの不自然なのに‥‥
人間が怖がってしまうのに‥‥
止まらない、、。、、、。
うっ。・。。。。。。
うぁ。。。。。。ぐすっ・‥‥。
本当、、、、は、、、もっと生きてみたかった、、。
そうすれば、、、、い、、つか…あの少年の顔もまた見れるかも、、、。。
しれない…し‥‥もっと色んな人間を笑顔にしたか…っつ、、、、た‥‥。
ひぐ・‥‥うぅ……。
死にたくない…。
生きたい・。。。。。。
“拓也”ァ、、、、会いたいよ‥‥・うぅぅ 。。。
ダメだ、、、人間が近づいて来たのに…泣き止まないと‥‥ひぐっ ‥・。
「え~と?確かこの辺だったよな…?、、分かりづれぇ…あの投稿者の画像さぁ。。。」
でも 、、、涙が…止まらない ・‥ ・ 無理 ・。。。
「この近くのゴミ箱…?路地裏のすぐ手前て…あーーーーーー!!!!!!」
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
ちょ。。・。!?急に逆さまに!?!?!?!?
「見つけた!!!!俺の怪獣さん!!!すげぇ…足元の名前消えて無かったんだな!!!!!良かったぁ‥‥!」
「お~?なんだなんだ?直近雨が降ったのか?目の隙間から水が垂れてるなぁ…まっ!そうもなるよな!だってこんな場所に放置されてたんだしな」
「うっし…一緒に帰るか!めっちゃ錆が付いてんな、、これは帰ってから錆落とししてピカピカにしてやらないとな~」
私‥‥・いや逕溘″繧九h縺吶′俺は少年と一緒にこれからも生きてみたい。
この時、強くそう思ったんだ。
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‥‥キドウシマス
「行ってきます、怪獣さん」
バタン…
扉の閉まる音が聞こえた音と同時に
「おう!行ってらっしゃい」
そんな優しい一言がドアの音に紛れ
やがて部屋の中は静まり返った。
貴方の、大切な物は?記憶は?
一体どんな宝物なのだろうか。
一度思い出してみるのも、古い戸棚を開けてみるのも良いのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、お久しぶりです。神果みかんです。
覚えておりますでしょうか?
休止して以降、うつ病と向き合えるように心身を休ませる事に専念しておりました。
でも、、ここ最近
「小説を書きたい」
と心から思えるようになりました。
【推しの子】の2期opに心を奪われて…私もまだまだ小説家として終わっちゃいないっ!って、そう強く心を震わせましたね。
ですが…まだまだ躁鬱は私を蝕んでくる、、だから無理しないように
私が【再起動】をできるように、今後も応援して下さると嬉しいです。
神果みかんは死んでない!!!!!
まだまだこれからだ!!!!!!!!!!
by神果みかん