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今日も昨日もどこかで君が。  作者: カネラDX
第1話「小説的には一話だが、人生的には5000話ぐらい。
2/4

第一話。小説的にはだけど、俺の人生的には5000話ぐらい。パート1

続きです。

時間が無くて小刻み投稿ですいません。

高二の春休み(あれ高三?)。

仲良くなったあいつ、

最後まで話さなかったあいつ、

できれば違うクラスになりたいあいつらと、

四分の一の確率でごちょまぜになる2学期の始まりまで、

心を落ち着かせると言いつつ、ダラダラ過ごす夏休み。

なぜ俺は、幼馴染をうちわで扇いでいるんだろう。

しかも祭りで使うでかいやつ。

「おーい。止まってるぞー。扇げ。」

命令されてしまった事実よりも、3月にうちわの風を所望する季節感のなさに戸惑いを隠せない・・・!なんてことはなく、普通にイラついた。

いや、幼馴染の暑がりな性質ぐらい覚えますよ。毎年扇いでるから。

「おい、聞けよ。扇げ。むしろお前が風になれ。」

フンッ。決して弱みを握られてるわけじゃないのに偉そうにしやがって・・・。なんて思うわけもない。

なぜならこいつは傷心中だからだ。

中学生の頃、このゲル状にとけそうな貧にゅうは・・・何か睨まれた。

・・・こいつ、暇だからって読心術なんて習得すんなよ。俺が困る。「知るか。」本当に読めんのかよ。

気を取り直そう。、こいつは中学生の時、全国レベルのバスケットプレイヤーだった。

だけどある日、こいつは怪我してしまった。

原因は知らん。つーか、教えてくれない。

二度とバスケができないと言われたらしい。

そのあとのこいつの抜け殻っぷりは、想像を絶した。

こいつは、バスケに依存しすぎていたのだろう。

俺は、幼馴染だしなんて気楽な理由で励ましたのを、後悔もしたが、同時に助けたくなった。

そして、長い年月(3年だが、イメージ的に)を経て、会話が出来るほどになった。

学校は、木曜は休むらしいが。

なんでも、怪我した日が木曜だったのだ。

とにかく、俺はこいつの、バスケのかわりの生きがいを見つけてやりたいと思ったんだ。

まあ、それとうちわのつながりはよくわからないけどな。

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