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プロローグという名の昔話。
初めての投稿で、いたらないこともありますが、
読んでもらえたら幸いです。
昔、一人の女の子と一人の男の子がいました。
男の子は、内気で友達が少なく、女の子は友達が多く、スポーツが好きな活発な子でした。
そんな二人は、家族ぐるみの付き合いで、仲良しでした。
中学校の頃でした。女の子は、バスケの全国レベルの選手になりました。
男の子は、相変わらず内気でした。
そんなある日、女の子は怪我をしてしまいました。
大好きなバスケは、もうできません。
女の子は、男の子より内気になりました。
男の子は、とても心配しました。
毎日毎日、女の子に生き甲斐探しを提案しました。
男の子の必死さが実り、女の子は少しずつ元気になっていきました。
それから年月が経ち、女の子は、
いまだ、生きがいが見つけられませんでした。
これは、一人の女の子の生き甲斐探しに、非力な男の子が奮闘する物語。