2/4
ある日
アリとラエの星拾いは、いつも小一時間で終わり、二人の小さな双子星のお宮に帰るのが日課でした。
またあくる日。
星拾いをしに来ていた二人は、意外な星の石を見つけました。
それは、本当に真っ黒な石と本当に真っ白な石でした。
二人は首を傾げてそれぞれが手に持った石を見つめました。
アリが言います。
「こんな真っ黒な石は、今まで見たことが無いわ」
ラエも言います。
「こんな真っ白な石は、今まで拾ったことが無いわ」
二人は困ってしまってその場にたたずみました。
アリとラエの戸惑いをよそに、風は星の歌を静かに天の川の上を通り抜けました。
アリは思いました。
(この真っ黒な石は、どんな星座にしようとかしら?
烏の星座は、もう存在するし……。)
ラエは思いました。
(この真っ白な石は、何の星座が似合うかしら?
ミルクの色みたいだけれど……。)
二人は顔を見合わせました。
どうしようか? というお互いの顔を見てアリとラエは同時に言いました。
「「神様に相談しよう!」」




