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ある日

アリとラエの星拾いは、いつも小一時間で終わり、二人の小さな双子星のお宮に帰るのが日課でした。


またあくる日。

星拾いをしに来ていた二人は、意外な星の石を見つけました。

それは、本当に真っ黒な石と本当に真っ白な石でした。

二人は首を(かし)げてそれぞれが手に持った石を見つめました。

アリが言います。

「こんな真っ黒な石は、今まで見たことが無いわ」

ラエも言います。

「こんな真っ白な石は、今まで拾ったことが無いわ」

二人は困ってしまってその場にたたずみました。

アリとラエの戸惑いをよそに、風は星の歌を静かに天の川の上を通り抜けました。

アリは思いました。

(この真っ黒な石は、どんな星座にしようとかしら?

烏の星座は、もう存在するし……。)

ラエは思いました。

(この真っ白な石は、何の星座が似合うかしら?

ミルクの色みたいだけれど……。)

二人は顔を見合わせました。

どうしようか? というお互いの顔を見てアリとラエは同時に言いました。


「「神様に相談しよう!」」

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