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出来るだけ! 君の言う事を聞くから、僕の傍に居てください!

作者: 七瀬





___僕は、一方的に好きな女性ひとができる。

彼女の名前は、『俊川 福美』21歳、美容師の卵。

いつか? 自分の美容室を持ちたいというのが彼女の夢のようだ。





___僕は、そんな彼女の男友達で。

彼女は、男友達が多く! ほとんど彼女の周りにいる友達は?

男友達ばかりだ!




・・・きっと、

女の子と一緒に居るよりも男友達と一緒にいる方が楽なのかもしれない。

彼女は、さっぱりとしていて! 思った事を、ズバッと後先考えずに

言うタイプの女性ひとだからだろう。




___彼女は、女友達と一緒にいると?

彼女は、悪気もないのに泣かしてしまうに違いないからだ!

性格もキツイし! 言葉遣いも乱暴だ。

男の僕でも、たまに彼女に言われて泣きそうになるほど。




・・・それでも、

僕は、彼女が大好きなんだ!

【どうしてか?】その事を、本気で考えてみた?

あんな子だけど? 好きなモノには一直線で! 自分の信念を曲げない!

努力を怠らない! 頑張り屋さんで、負けず嫌いで。

そんな彼女の事が、僕は好きなんだと思う!





___でもね?

彼女は、僕の気持ちを知らない!

そもそも、彼女は僕の事を! 一人の男として見ていない!

弄り倒せる、お酒のおつまみのような存在。

チビチビ、日本酒に合うようなそんなおつまみ。



___なんだよ、それ!?

それでも、僕は君に僕の隣で笑っててほしい。

弄られても、イジメられても、けなされても。

僕は、君が大好きだから!!!




 *



___よく、君とふたりで居酒屋に飲みに行くと?


『___おーい! ココに座れ!』

『・・・あぁ、ううん。』

『___ポンコツなお前は? なんで、私と飲みにこれてんだよ!』

『・・・えぇ!? だって、そっちが! 誘ってきたじゃん!』

『うるさい! お前は、私の家来なんだから、当たり前だろう!』

『・・・ううん。』

『今日は、お前が私に奢れ!』

『・・・いつもでしょ。』

『___何? なんか! 言ったか?』

『・・・い、いえ、』

『私が、お前と飲んでやってんだよ! お前は感謝しろ!』

『・・・あ、ありがとう!』

『___スミマセン~! 取りあえず、生ビール2で!』

『はーい! かしこまりました!』

『___よし! お酒もきた事だし! カンパイだ~あ!』

『___あぁ、うん。』




___気が強くて、偉そうに僕に何でも言うのだけど?

最近、ご飯食べてるのかとか? 服のボタンが取れてるから今すぐ

脱げ! つけてやるからとか言って! 僕の事を心配してくれるんだ。




・・・本当は?

優しいくせに、それをあまり表に出さない。

恥ずかしいのかな? でも、君のそんなところも僕は好きだよ。




___今の関係を崩したくないけど?

でも、僕は彼女と一緒になりたい!

ずっと、ぼくの隣に君が居てほしいんだ!





・・・だけど?

そんな日が、来るのかな?

心配で心配で、僕の方が夜も眠れないよ。

いつも、1日24時間! 僕は君の事ばかり考えている。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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