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魔王少女サイカの英国武士道記  作者: 三河 悟
Episode.1:The Phantom Maze
19/52

キチキチマシン猛レース

《いやー、今回もまた凄いのが出揃いましたね、メグさん。ちなみに今回の注目ポイントは?》

《そうですね。やはり初心者二人のパンジャンたちでしょう。とても素人が作ったとは思えない完成度です。それに攻撃・速度・防御に加えて空爆型もいるので、かなりレースが荒れる事になるでしょうね》

《いや、荒れる事前提のレースって何だよ……》

《PDレースです。遊み荒ぶり自爆する、それもまたパンジャンなのです。さて、約束された弾け祭りを生き残るのは、そして決勝へ進み偉大なる栄冠を手にするのは、どのパンジャンなのか。選手も観客もアドレナリンが漲ってきた中、予選Bブロックのレースが今始まります!》

《《レッツ・パンジャン!》》《なぁにそれぇ?》


 カウントダウンの終了と同時にレース開始のファンファーレが響き、色物揃いの自走爆雷たちが一斉に駆け出す。ある者は煙を吹かせ、ある者は水疱を飛ばし、ある者は旋風を巻き起こして、たった一対の車輪に全てを託して進んでいく。


《まず先頭に立ったのはジャーパン・ドラム。奇怪な姿に似合わぬ機動性であっという間に最初のカーブに差し掛かる。後を追うのはスタビライジャン。速度こそ劣るものの安定性では勝っており、コーナリングで突き放していきたいところ》


 物凄い音を立てながら脇を通り過ぎ、瞬く間に最初のカーブに到達するジャーパン・ドラムとスタビライジャン。やはり速度じゃ勝ち目がないな。

 しかし、一番初めのカーブがまた曲者で、S字ではなくΩ字になっている。その先はA字を思わせる鋭角カーブが続き、そこを抜けると第二の難関が待っている。これだけキツいカーブが続くと速度型はスピードが殺される上に、事故も起きやすい。

 だが、一番怖いのは空爆である。

 飛べるのはΩ字カーブの入り口までの直進路と、途中の一部、それから最後のゴールへの一直線だけなのだが、コースレーンに壁となる障害物が殆ど存在しないので、空中から攻撃されると防ぐ手立てがないのだ。

 さらに、全てのコースが最初の直進路の傍をグルリと回るよう配置されている為、飛行ユニットからすれば、わざとコースアウトして破片をばら撒く事で実質何処からでも爆撃出来るのである。

 だので、陸上ユニットは飛行ユニットが同じブロックにいる場合、常に死角から破片の雨あられを食らう可能性を考慮して走らなければならない。とんだ腐れエイムだ。


《おっと、Ωカーブで先頭二機が接触事故。脆いジャーパン・ドラムが砕け散りましたが、スタビライジャンに少なくないダメージを与えた上、飛び散った燃える木片と骨組みが八式対魔弾多重結界ジャンを直撃、道連れにしました。

 さらに、どうにか生き残ったスタビライジャンに、桃色ホウパンジャンの空中爆撃。コースアウト判定と同時に機体が前方に爆散、内部に仕込まれたワイヤー付きの破片を広範囲に飛び散らせ、蜘蛛の巣の如くスタビライジャンを絡め取り、ついでに機首のドリルが貫通弾となって的確にコアを射抜き、爆殺☆しましたぁ!》


 しかし、現実は小説より奇なり。ユダの仕込んだ空爆用の装備がえぐかった。燃え盛る投網って、カインのスパイダージャンと同系統の鬼畜トラップじゃん。その上、ドリルがライフル弾となって装甲ごと狙撃してくる。ネット付きのクラスター爆弾に貫通弾を組み合わせるとか、何てえげつない事を考えるのだろう。

 僕と同じ素人の筈なのに、何故にそこまで殺意に溢れているんだ、ユダちゃんや。ドラコの錬成時にも異様な拘りを見せていたけど、趣味が合うとマッドになるのかもしれない。

 こ、怖い……怖いぞ、義妹よぉ!


《開幕早々に繰り広げられる爆発の雨あられの中、唯一生き残ったレディパンジャンが先頭に立ちました!》

《持ち前の装甲と、翅の展開機構が功を奏しましたね。破片を跳ね返せる上に、ワイヤーが車輪に絡まるのを防いでいます。紐が絡まると、そのまま延焼して自爆を誘発させられますからね。偶然でしょうが、ホウパンジャンとデフォろ車にメタを張る形になっています》

《いや、勝手に名前変えんなよ》


 死ぬのは嫌なので防御力に極振りしましたからね。ワイヤーメタは偶然だけど、ホウパンジャンの空爆だけでなく、ジャーパン・ドラムの道連れにも対処出来るのは大きい。

 だが、現状はあまり良い状況とは言い難いだろう。

 先頭に立つと周りのヘイトを買いやすいので、本当なら中間ぐらいの位置をノロノロ走りたかったのだが、どいつもこいつも遠慮容赦なく爆発してリスポーンするせいで、気付けばトップになってしまっていた。

 これはマズい。非常にマズい。絶対に狙われる。


《おっと、リスポーンしたジャーパン・ドラムが猛烈な追い上げで急接近、レディパンジャンに自爆特攻を仕掛けました。ですが、翅を立てて踏ん張り態勢に入ったテントウムシを貫くには至らない》

《いやー、硬いですね、天道虫花子。デフォルトにしてやんよの突撃も、-九十二式の連鎖爆撃も通じていませんよ》

《レースしろよ》


 さっそく素早い霊柩車が道連れを狙ってきたが、全身が装甲化された僕の機体は骨組み程度ではダメージにならないし、跳ね返したから炎上も通じない。余波に巻き込まれた八式がまた爆散しているが、そちらの破片攻撃も受け流せた。

 うーん、我ながら硬いな、この機体。まるで戦車である。機構的には自走式のチャリオットだけど。


《その横を様子見していたスタビライジャンが駆け抜ける。持ち前の安定性と速度で、あっという間に順位を塗り替えたぁ!》


 あ、ヤバい。対ショック姿勢!


《だが、そこに離陸していたホウパンジャンの空爆。逃げるスタビライジャンをレディパンジャンごと焼き討ちしました》

《でも砕けない! ホウパンジャンのクラスターネットでさえ、花子ちゃんの絶対領域を侵す事が出来ません!》

《変な言い方すんなや》


 あ、あぶねぇ。炎上や破片は大丈夫だけど、さすがにあの貫通弾は防ぎ切れないからな。

 ありがとう、スタビライジャン。君の雄姿は三秒くらい忘れない。


《さぁ、その装甲厚で全てを跳ね返したレディパンジャンが、第二の難関「塗り壁ゾーン」に到達しました》


 そして、どうにかこうにか、僕はカーブの先に待つ第二の難関「塗り壁ゾーン」に辿り着いた。

 ここはその名の通り妖怪・塗り壁がコースいっぱいに石壁を構築しており、それを物理的に踏破しなければ通過出来ない。爆発しやすいパンジャン・ドラムは必然的にドリルを使わなければ突破出来ず、一定間隔で再生する上に、たまに塗り棒(塗り壁の成れの果てで、めっちゃ細くてむっちゃ硬い棒切れ)が発生し、攻撃を仕掛けてくる、これまた嫌らしい罠だ。

 しかし、僕のレディパンジャンはその程度の壁、何なく踏破出来る。触角がドリルになっているし、何より機体が硬過ぎるおかげでごり押しが利くからね。


《おお、これは凄い。幾重にも張られた石壁も、運悪く初手から発生した塗り棒の追撃も意に介さず、ゴリゴリと突貫していきます!》

《もはや天道虫でも何でもありませんね》

《ぶっちゃけるなよ》


 ハハハハハ、これがレディパンジャンだ!

 どんな壁もドリドリにしてやんよ……って、シールド展開!


《そうはさせじと、リスポーンしたホウパンジャンが空爆。ですが、惜しくも貫通弾は当たらず、撃破出来ませんでした》


 ユダちゃぁあああああん!

 神がここで死ぬ定めではないと言っているような気がしたので、そっと超信地旋回で振り向いたら、すぐそこまでホウパンジャンが迫っててビビった。ドリフトしたおかげで貫通弾が当たらなかったから良かったものの、気付かず進んでいたらヤバかった。お前が一番の脅威だよ。


《しかし、ホウパンジャンは既にリスポーンし、再離陸しています。凄まじい攻撃の回転率ですね》

《おおっと、更に空中でロケットブーストを起動。タイムラグを感じさせない第二撃を発射、花子ちゃんに襲い掛かります!》

《事案だな》

「ああああああああああああああ!」


 あっぶねぇ、翅が貫通弾に削られた。掠っただけであの威力って、直撃したらどうなんの!?

 つーか、回転率がマジもんでヤバい。兵器としてのモデルが桜花なだけあって瞬間的な加速力が凄まじく、リスポーンによる多少の時間差など軽く飲み込んでしまう。ついでに爆撃の威力も上がる。命中精度もアップしているし、このままだとマズい。


《おっと、レディパンジャンとホウパンジャンが戦っている内に、ジャーパン・ドラムとスタビライジャンが追い上げ、追い越してきました。そのまま第三の難関へ挑みます》

《ちなみに八式は塗り棒の餌食になってリスポーンしました》

《割れ物注意だな》


 よし、生贄が追い付いてきた。このまま道を譲って、ホウパンジャンのヘイトを買ってもらう。

 さて、その第三の難関だが、ここには申し訳程度の壁がある。高さが全然足りていないので、空爆には対処出来ないけど。

 その内容は、一言で表すなら「パチンコ」である。

 コース全体に回転するピンや突然開く落とし穴が点在し、そこへボールのようなスライムが投入され、ポヨンポヨンと跳弾しながら邪魔をしてくる。スライムそのものに破壊力は殆どないが車輪を取られやすく、一匹だけ混じっているメタルな奴のせいで油断すると爆砕されてしまうなど、ここも充分にえげつない。速度型にとっては、ある意味一番の鬼門だ。

 まぁ、僕にはあんまり関係ないけどね。硬過ぎてメタルなスライムでも砕けないし。

 むしろ、ピンやスライムを盾代わりに進めるから、空爆の対策にもなる。僕にとってはかなり都合のいいフィールドである。


 ……って、あれ? ホウパンジャンの空爆が来ないぞ?


 速度型二機を見送りつつ、スピンターンで上空を観察してみるも、何処にもホウパンジャンが飛んでいない。最初の直進路からそのまま突っ込めるここは一番の狙い目なのに……。


 ――――――まさかっ!?


《おおっと、後方からホウパンジャンがロケットブーストでパチンコルームに突っ込んできましたぁ! 全機体最速の瞬間速度のまま、のべつ幕なしに吹っ飛ばしていきます!》

「うごごごごごっ!?」


 何とホウパンジャンがいつの間にか塗り壁ゾーンを抜けていて、僕らを視界に捉えるや否や弾より速く突っ込んできやがった。

 しかも、軸線上にいたのがジャーパン・ドラム。紐と破片と骨組みが一斉に飛び交い、ステージギミックごと爆散する。メタル以外のスライムは弾け、スタビライジャンは欠片も残さず消滅し、僕にはピンボールしたメタルなアイツが激突した。

 だが、装甲が特に厚い正面に当たった事が幸いし、撃破されずに済んだ。ドリル全部と補助輪二本が取れちゃったけど。おかげで大分踏ん張りにくくなってきた(足先を引っ掛けてバックノックを防いでいる為)。

 ぬぐぐぐ……は、早く抜け出さないと……下から炎上して爆発しちゃう……!


《そして、リスポーンしたホウパンジャンの追撃。空中で加速した桃色の人間爆弾が、苦しむレディパンジャンをリスポーンしてあげようと爆撃しました!》

《止め刺してるだけじゃねぇか》

「ドワォッ!」


 しかし、ユダの追加爆撃を浴び、ひっくり返ってしまった。

 マズいマズいマズい、ヤバいヤバい超ヤバい! は、早く起き上がらなくては……!

 幸い、レディパンジャンは現実のテントウムシよろしく、前翅を支えに起き上がる事が出来る。ひっくり返ったままだと脆弱な腹側を攻撃され、今度こそ爆発四散してしまう為、早急に立て直さなければ命はない。


《おっと、レディパンジャン、翅を支えに起き上がろうとしています》

《現実のテントウムシさながらですね。本当に素晴らしい出来栄えです》


 外野うるせぇ!

 よっ、ほっ……ああぁ、クソッ、意外と難しい!

 うぬーっ、お願いだから、起き上がって。僕に力を。立ち直る力を。

 (顔も知らない)父よ! (どっちが魔王か分からなくなる)母よ!


《だがしかし、そこへ三度ホウパンジャンの空爆が入るぅ!》

《本気で容赦ねぇな、あのミサイル蛾》


 (とっても可愛い筈の)義妹よぉおおおおおおおおおおおおおお!


《でも、直撃寸前に起き上がる事に成功したようですよ。損害も車輪の一部と左翅に穴が開いたくらいです》

《本当に硬いですねぇ。ゾウムシみたいな装甲厚です》

《それを難なく射貫くドリル嘴はもっとヤバいけどな》


 だが、ギリギリで姿勢制御が間に合ったようで、起き上がったと同時に上から爆撃されたものの、左の車輪が半壊し左翅に弾痕が残るだけで済んだ。

 ……奇麗に丸穴開けられたのには、マジで肝が冷えたけどな!

 余計な物を破壊せず、一点集中でボーリングするとか、桜花スタイル時の貫通力えげつなさ過ぎるだろ。あれ胴体に当たったら、冗談抜きでハートをぶち抜かれる。翅を閉じてるとか開いてるとか、そんなの関係ない。あれはそういう螺旋力だ。天元突破も何のそのである。

 しかし、第三の難関もどうにかクリア出来たし、残るは最後の直線コースのみ。「デコボコ参道」という名前通りの波打つ道と、ジャンプ台が付いた「黄泉の比良坂」が速度を殺してくる嫌なコースだが、そんなもの飛んでしまえば関係ない。

 そう、テントウムシは飛べるのだ。腹の下に配置されたエアロゾルブーストを全力で吹かし、後背側のロケットブーストを点火すればな。本当は翅の揚力で楽に飛び立てるのだが、こんななりでは仕方ない。

 さらに、真横が最初の直線コースであり、リスポーン組から集中砲火を浴びるのは目に見えている為、どの道飛んで逃げるしかないのだ(レディパンジャンは構造上真横からの攻撃に弱い)。

 覚悟を決めろ……テイクオフ!


《おおっ、花子が! 花子が飛んだ!》

《しかも、意外と高度を確保出来ています。これは陸走組からの爆撃は当たりませんね》

《だが、奴は届くぞ!》


 高く高く飛び上がり、対空砲火が届かないギリギリを進んでいると、左下から強烈な殺意を感じた。カメラの角度上直視は出来ないが、おそらくホウパンジャンが最後の突貫を仕掛けようとしているのだろう。本当に殺す気しかない義妹である。超怖い。

 だがしかし、当たってやる訳にはいかんのよぉ!


《《おわぁあおおおっ、これは凄い!》》

《バレルロールで直撃を避けやがった!》


 僕は機体を横に旋回させ、貫通弾が本体に直撃するのを回避しつつ、翅を盾に紐と破片を防ぎ切った。付け根を射抜かれ右翅をもがれたが、紐に絡め取られて墜落するという最悪の事態だけは避けられたのだから、ここは良しとしよう。

 だって、あとはゴールに突っ込むだけなのだから……ってあれ、このまま行くと結局爆発するんじゃね?


「……対ショック姿勢っ!」


 僕はコクピットの緊急ジェルバックを起動させ、機内をジェルジェルにする事で衝撃に備えた。レディパンジャンの操縦席は自爆時の衝撃に耐えられるよう設計されているが、中身は当然シェイクされるので、それを防ぐ為の緩衝システムだ。おかげで僕もコクピットも無傷である。

 あ、あぶねぇ……勝利の余韻に浸り過ぎて、自分が何に乗っているのか忘れる所だった。


「ふぅ、助かっ……たぁあああああっ!?」


 だが、安心出来たのも束の間、断続的にコクピットがシェイクされる。

 たぶん、後続がゴールに突っ込んで来てるな、これは。くそーっ、持ってくれよ、ザ・コクピットぉ!


「のぁああああっ!?」


 ひぃぃやぁあああっ、ヒビ入ったぁっ!


「わきゃーっ!」


 そして、とうとう耐久限界を迎えたコクピットが弾け飛び、僕も外に投げ出された。思わず目を瞑り、無意味な防御態勢を取る僕。


「……っ、……あれ?」


 しかし、緩衝ジェル塗れの僕を爆風や破片が襲う事はなかった。恐る恐る目を開き、辺りを見回してみると、ゴールだった何かの残骸と、パンジャン・ドラムたちの成れの果てが散らばるのみ。

 そう、予選Bブロックのレースが終了したのだ。


「生きてるって素晴らしいぃいいいいいいいいっ!」


 僕は生を謳歌する雄叫びを上げた。

 蛇足だが、順位は僕が一位、ユダが二位、スタビライジャンが三位、ジャーパンが四位、ガラクタが五位になったらしい。僕が一着ゴールしたと同時にショートカットが開通し、爆走したホウパンジャンが飛ぶように逃げ切ったそうな。

 その後、最大の邪魔者がいなくなった隙にスタビライジャンがゴールし、一度ガバってリスポーンしたジャーパンが続いてゴール、最後に連鎖爆発し過ぎてまともに進めなかったゴミバベルがゴールしたのだという。お疲れ様です。

 ……だが、生き残る為とは言え、一着になってしまった。これはもしかして、


「おかわりかよぉおおおおおおおおおおおおおっ!」


 僕は絶望に慟哭した。誰か助けて。

◆PDレース


 オーバーテクノロジー満載のパンジャン・ドラムを走らせるという、英国面に支配された紳士淑女による紅茶の決まったキチ○イレース。参加するパンジャン・ドラムは「二輪走行」「飛び道具の禁止」「重量制限あり」という縛り以外は好き勝手に魔改造してOKで、戦車より硬い奴や自走砲もビックリな自爆狙撃を行う奴、空を飛んで爆撃する奴など、魑魅魍魎が跋扈する恐ろしいグランプリである。

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