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魔王少女サイカの英国武士道記  作者: 三河 悟
Episode.1:The Phantom Maze
16/52

だれかさんのきんのたまだからね!

「何だあの金の玉……」


 僕――――――サイカ・エウリノームは絶句した。

 クリッターを撃墜し、暴走した偽物のベルフェゴールをユダトラマンが黄昏に沈めたと思ったら、この金の玉である。ゴリラ語を唱えれば従ってくれるのだろうか。

 ……いや、真面目にやろう。こいつはラーの化身でもないし、ましてや神ですらない。

 こいつは妖怪「金霊(かねだま)」だ。

 金霊とは文字通り金銭の幽霊で、貨幣に宿った気が実体化した存在と言われており、入った家は栄え出ていくと没落するという、座敷童子によく似た性質を持つ。

 当て字が違うだけの「金玉(かねだま)」は隕石の妖怪だが、こちらも手にした者に富を与えるので、実は形態が違うだけの同種か、もしくは収臉進化したそっくりさんであろう。正しい読み方をしては絶対にいけない。

 いずれにしても、黄金に輝く派手な色彩に対して手抜きとしか思えないデザインをしている癖に、その実運命に干渉する能力を持つ、割と面倒臭い連中である。

 しかしながら、目の前の金霊はデカ過ぎる。本当に太陽神と呼びたくなるくらいに。元はクリッターよりも小さかったのだろうが、長期間潜伏して力を蓄えた事により巨大化したものと思われる。

 だからこそ、解せない。クリッターといい金霊といい、何故に七大魔王のお膝元でのさばる事が出来たのか。普通、ここまで成長する前に駆除されるぞ。

 職員の怠慢はあり得ない(そんな事したら地獄を追放される)として――――――可能性があるのは、誰かが手引きしたか。

 だが、それはこの英国に裏切り者の魔女がいるという事になる。地獄の内情を知っていて、序列に絶対的でないのは、元は咎人である魔女だけだ。一体誰が……?

 しかし、ちんたら考えている暇はない。どの道僕は英国のあの世では日が浅いから、思案するだけ無駄だろう。

 それよりも、目の前のキン○マ野郎をどうにかしなくては。片端から金に変えてバキュームする玉など、放置するには危険過ぎる。


「撃つべし!」


 とりあえず、【炸裂魔法(エクスプロード)】ミサイルで攻撃してみる。


『ホォォォォ……!』


 だが、見えないシールドのような物に阻まれてしまった。意外とやるな、あのキ○タマ。


『ホォアアアアア!』

「何っ!?」


 さらに、攻撃を受けた金霊は突然進行を停止したかと思うと、反撃するどころか空をガラス窓のように割って、その先にある異次元空間へ逃亡を開始した。こいつ、思考ルーチンがチキン過ぎるぞ!

 しかし、だからこそ厄介なのも事実。奴をこのまま逃がせば、大量の魂を持ち去られてしまう。それは地獄的にとっても良くない。生贄に使われたり、天国に密売されたりと、悪用の方法に枚挙がないからである。


「ヤロウ、逃がすか!」

『プゥヴァォオオオオッ!』

「ズワォ!?」


 だが、突如別方向から放たれた【火炎放射プロミネンス・ナパーム】に気を取られ、見す見す取り逃がしてしまった。

 クソッ、こんな時に、どこの誰だこの野郎!


『パァヴァアアアアッ!』

「ええぇい、クソッ、ブロッケンの怪物か!」


 見下ろしてみると、ラースの霧が晴れ渡り、代わりに変幻超人=ブロッケンがこちらに狙いを定めていた。腹癒せに空爆してみたが、効いている様子はない。

 ブロッケンは霧の化身。固体・液体・気体を自由自在に変化させ、物理攻撃と殆どの魔法攻撃を無力化してしまう厄介な能力を持っている。火力は些か足りないが、まともにやり合うのは至難の業であろう。


「……そういう事か!」


 クソッタレが!

 こいつの――――――否、こいつらの目的は、魂の収集だったんだ!

 クリッターが僕たちを引き付け、ブロッケンが足止めし、金霊は魂を回収してとんずらする。役割分担がしっかりとなされた、見事なチーム編成である。おかげでこっちは早々にジョーカー切る破目になり、仲間とも分断され、おまけに魂は根こそぎ奪われた。

 誰の差し金かは知らないが、素晴らしい手腕だ。思わずぶっ殺したくなる。

 つーか、ヤバい。どうしよう、これ。

 ユダはもう三分切って元通りの上に魔力切れで動けないし、スップリンのプリン・ア・ラ・モードだと完全に泥沼だし(どちらも流動体なのに加えて、ブロッケンは明らかに火力不足で、スップリンの攻撃だと予備動作が長過ぎて確実に躱されると、結果的に双方共に決め手がない)。もちろん僕単体では普通に負ける。

 どうすりゃいいんだよぉ!?


『プゥヴァォオオオオッ!』

「うひゃーい!?」


 と、ブロッケンが【火炎放射】に加えて指から【水圧砲ハイドロプレッシャーカノン】を乱れ撃ちしてきた。火で視界と逃げ道を塞いで水鉄砲で狙撃するとか、何て嫌な組み合わせなんだ。


『プォオオオオオン!』

「わきゃー!」


 しかも、どうにかこうにか躱し切ったと思ったら、直で殴り掛かってきやがった。巨人ってズルい。


『ギリィッ!』

『プゥヴァアアアッ!?』


 しかし、拳が届く寸前で、別の拳がブロッケンを殴り飛ばした。マンティコア兄妹のネフィリム(もどき)か!

 ついでに【爆裂魔法】も直撃したが、こちらは液化と気化の二段変化で躱された。

 だが、助かったのも事実。これで体勢を立て直せるし、ついでに敵の弱点も分かった。このままだと火力不足が深刻だけど、足りない分は補えばいい。


「カルマ、アルマ、合体(ドッキング)だ!」

《りょうかいー!》《こんまいーん!》


 ここからだとまるでゴミのようにしか見えない程に離れているが、どうやら念話(メッセージ)は受け取れたようである。良き良き。

 ほな、さっそく行こかー!


「そいやっ!」『ギィリギリギリッ!』


 まずは召喚されたネフィリムが増幅炉である腹部を自らパージ、そこへ僕が割り込み変形・合体する事で上下を繋ぎ直し、超時空戦闘機自体が新たなブースターとなる。戦闘機と僕の持つ馬鹿みたいな魔力が加わる事で、木偶の棒でも魔神並みの火力を発揮する事ができるようになる。

 本来あるべきアルティミット・シイングネフィリムの誕生だぁ!

 ネフィリムに機械の羽と歪んだ天使の輪が追加されたその姿、凄いぞカッコいいぞー!


◆『分類及び種族名称:機械天魔神=アザゼル』

◆『弱点:僕です!』


『パゥヴァアアアア!』

『ギュリィッ!』


 そして、真ネフィリムとブロッケンが真っ向から激突した。

 まずはお互いに小手調べ。どちらがどの程度何を上回るのか、双方で探り合う。腕力なら勝つのか、火力なら上回るのか、そもそも決定打があるのか、等々。一見ただ殴り合っているように見えて、色々と考えているのだ。

 ひとまず、物理攻撃は問題ない。ボディが硬質なので単純にヒット時の威力が上がる。同じ理屈で防御力でも上回っているが、ブロッケンはそもそも気体と液体と固体を使い分けられるので、継戦能力と体力面ではこちらの方が遥かに劣っている。

 火力に関しては、真ネフィリムが圧勝。向こうは精々火を吹くくらいしかできないが、こちらはビーム兵器が満載である。そりゃ火炎放射器よりレーザーの方が強いに決まっている。ついでに双方に備わっている冷却装置を応用する事で低温攻撃も出来たりする。ビームと氷が合わさり最強に見える。

 ただし、【水圧砲】によるウォーターカッターは、切断こそされないものの高確率で装甲を削られるので割と注意が必要そう。発射までのタイムラグが小さいのも大きい。火力勝負の最中に冷や水を掛けられたら色々な意味で死ねる(熱疲労とか、水蒸気爆発とか、マジで色々)。

 結論から言うと、隙を見せた方が負ける。一歩間違えれば死ねる。常にハイリスク・ローリターンを求められるストレスフルな戦いになりそうである。正直帰りたい。でも光や星の海には還りたくない。

 さぁ、分析と後悔はここまで。愛すべき家族(ばか)たちを守る為、サイカ行きまーす!


『ギリィッ!』

『プゥヴァオオオッ!』


 僕の拳をブロッケンが霧となって躱し、背後に回り込んで蹴りを放ってくるが、こちらもユダトラマン方式で分離・合体して回避する。

 こちらのアッパーは霧化でまたしても空振り、しかし向こうの体当たりもオープン○ットで躱し、目からビームを発射するも一瞬で液化でドロッと避けられ、足に絡みつこうとして来たので高熱を放ち弾き、相手が戸惑っている内にジェットエンジンを噴射したが霧化でスルーされて、真横で再生そのままストレート、だが合気道の要領で逸らして地面に叩き付ける。

 しかし、ブロッケンは叩き付けられるタイミングでドンピシャっとは弾け、上空で再生、メテオキックを放ってくる。

 だが、僕も【天界蹂躙拳ゴッドハンド・クラッシャー】で迎撃。脚を粉砕したが液化で即座に立ち直られ、絡みつかれるも、そこは全身レーザーでぶっ飛ばす。


(狙い目は、やっぱり“ここ”か……)


 マンティコアたちが教えてくれた、一見無敵に見える変幻超人の弱点。それは――――――、


『プォヴァアアアォォッ!』


 業を煮やしたブロッケンが、炎のパンチで殴り掛かってきた。身体の所々が液化しているので、避けようとした瞬間に絡め取るつもりだろう。

 しかし、その心配は無意味だ。何故ならば!


(見つけた、本体!)


 僕はこの目まぐるしい攻防の中で、透視系のスキルでずっとずっと奴の本体を探っていた。

 ブロッケンは身体こそ流動的だが、本体と言う名のコアが存在し、体内を高速で移動させる事で直撃するのを防いでいる。

 つまり、完全なミスト・ボディではないのである。

 また、無敵なように思える流動体も、実は明確な弱点を抱えている。それは攻撃中は強制的に固体化してしまう、という事だ。気体や液体ではダメージが分散してしまうし、【水圧砲】も発射点を個体にしないと使えない。

 そう、ブロッケン最大の弱点――――――それは、


「【天界蹂躙神拳ゴッド・ハンド・インパクト】!」

『パァヴォォオオオオッ!?』


 僕の――――――真ネフィリムの拳が爆裂する。魔力と光熱が組み合わさり、【天界蹂躙拳】を上回るアブソリュートでパワーなフォースが轟き叫ぶ。散々逃げ回っていた奴の本体を完璧に捉え、威力そのものが龍となって霧の化身を蜷局に巻いて、気化も液化も許す暇を与えぬまま、ヒートにエンドした。英国ファイト第一条、コアを失ったものは失格となる!

 本日大一番のクロスカウンターが見事に決まり、僕はブロッケンにKO勝ちしたのだった。

 その後、全員が無事に合流し、一堂に会したのだが、


『……疲れたね、お姉ちゃん』

「そだね。マジでね……」


 最初に出た言葉がそれだった。

 だって疲れたもん。最早、お互いの無事を確かめたり、健闘を称え合う気力すらない。疲労と過労がコンバインである。

 いや、ホント、何なんだよ一体。どうなってんだよ、この施設は。前半の楽しさ返せ。


「母さん、ここの警備ザル過ぎない?」


 戦闘中ずっと思っていた事を愚痴ってみる。別に母上様の責任ではないのだが、さすがにこれには物申したくなった。あれ絶対に昨日今日の綻びじゃないからね。人外魔境が根付き過ぎだろ。


「……そうね。ちょっと上司に物申してこようかしら」


 そこは母上様も遺憾だったのか、直訴する気満々だった。そりゃそうだ。仮にも七大魔王の直営施設なんだから、もっとしっかりしろ。

 だけど、その微妙な眼つきは何なんですかね、母上様?


「どうする? すっかり滅茶苦茶だし、ちょっと残念だけど、帰る?」

「うーん……」


 確かに、もう色々と面倒になってきたが、せっかく来たのに嫌な気分のまま帰るのもアレだし、何よりカインたちに申し訳がない。お詫びを兼ねてお誘いしたのに更にかっとビングしちゃったし。せめて最後は笑顔で手を振り合いたいじゃないか。


「……いや、このままでいいわ。あと一日だし。つーか、ここで帰ったら運命に負けた気がするしね」

「そう……」


 僕の言葉を聞いた母上様は、何故かアンタレスさんと目配せすると、特に追求せず同意してくれた。分かってるね母上様。でもその意味深なやり取りは何だい?

 まぁいいや。考えるのやーめた。もう嫌だもん。飯食って寝よ。


「それじゃ、明日に備えてご飯にしましょー」

『『『おー!』』』『バフバフン!』『きゃんきゃん♪』

「カインとリュシルさんもご是非一緒に♪」

「言われなくてもそうさせてもらうぜ!」「ご相伴に預かります♪」


 貧乏性だなこいつら。

 そんなこんなで、僕たちは今晩のホテルに向かい、ご飯食べたり、温泉入ったり、例のオンラインしたりしながら、楽しく過ごした。

 さーて、素敵な明日が迎えられるように祈りながら、おやすみなさーい♪


 ◆◆◆◆◆◆


 皆が寝静まった後、とある異空間にて。


「失礼します」

「……来たわね、アンタレス。ま、座ってちょうだいな」


 ゲートを開き招き入れたアンタレスを、用意した椅子に座らせ、焼酎のボトルを開けるテコナ。

 ここはテコナの作り出した、専用のスペース。彼女が趣味で集めた物が収められており、自由自在に模様替え出来る。今は小料理屋のカウンター席だ。

 ここなら誰に聞かれる事も、覗き見られる事もない。テコナに誘われない限りは。

 そう、二人は今から密会をするのである。家族にも、愛する愛娘にも内緒の、非常に気の重い話し合いを、だ。


「……言うまでもないけど、今回――――――というか、ここ最近おかしい事ばかりよね?」

「そうですね。否定する要素が全くありません」


 互いに苦笑いしながら、焼酎を煽るテコナとアンタレス。

 二人の言う通り、今回だけでなく、最近は変な事ばかりだった。特に酷かったのが今日だっただけで、これまでも充分におかしな事ばかりだった。

 その連鎖の中心に、サイカがいる。運命の歯車に突き動かされるように、サイカが不幸へまっしぐらに向かっている。


 ……まるで、自分から死にに行っているように。


「戦いの後、サイカのオーラを確かめてみたの」


 酌を乱暴に置き、苦虫を潰したような顔で、テコナが呻く。


「……あの子、咎人の呪いに掛かっているわ」


 全身に骸骨や臓物がどす黒いヘドロのように纏わりつき、今にも顔を覆い尽くさんと蠢いている。それがあの時“見破った”サイカの状態である。魔女は視点を切り替える事で、咎人に掛かった呪いの進行度を見る事が出来るのだ。

 そして、今日のサイカのように、残すは顔だけとなった咎人の先は……長くない。下手をすると、近日中に運命に取り殺されてしまう。


「信じ難い事ですが……間違いないんですね?」

「ええ。まさか、認識阻害の魔法が掛けられているとは思わなかったから、今日の今日まで気付かなかったわ」


 そう、サイカは何故かオーラの認識を阻害する……というよりも、誤認させる魔法が掛けられていた。それも魔女の加護を眼力を物ともしない、強力で高度なものが。


「それはつまり、誰かがサイカを狙っている、という事か?」


 と、アンタレスが執事の仮面を剥がし、彼本来の口調で質問した。いつもの済ました顔は鳴りを潜め、純粋にサイカを心配し、悪意ある何者かに対する憤りが如実に表れている。


「そう考えるしかないわね。誰かは知らないけど、サイカへの加護を阻害して、運命に取り殺させようと、呪いを掛けている者がいる。それだけは間違いない。このままじゃ、あの子はここ数日で……いえ、はっきり言いましょう。不幸があろうがなかろうが、明日には確実に死ぬわ」

「………………!」


 言葉が出ない。信じたくない。

 だが、テコナは優しい嘘を吐くようなお人好しではない。言うべき事ははっきりと、きちんと言う。それがどんなに残酷な事実であろうとも。


「……じゃあ、どうする気だ? まさか、このまま見す見す死なせるつもりなのか?」

「それこそまさかよ。だから、協力して欲しいの……」


 しかし、簡単に諦める事はないし、非常な現実を受け止める潔さは欠片たりとも持ち合わせていない。いかなる手段を以てしても、絶対に運命を打ち砕く。それがテコナ・エウリノームである。


「――――――正気か!?」


 だが、そっと耳打ちされた内容は、あまりにも荒唐無稽で、正気を疑うレベルだった。


「ええ、もちろんよ。それを手土産に、七大魔王に直訴するわ」


 しかし、テコナは最初から正気ではない。まともな奴に面白い話など作れない。


「……分かったよ、この悪魔め」


 アンタレスは渋々と言った様子で頷き、


「知らないの? 人は悪魔なのよ。……フフフ、愛してるわ、あなた♪」


 そんな愛おしい彼にしなだれ掛かり、テコナは深い深いキスをした。


 こうして二人の夜は更けていき――――――勝負の朝が来た。

◆金霊(鳴き声:光に飢え、光を求め、光の巨人に滅ぼされた、結晶化した邪悪な光。転生先は雷の天使)


 金銭に宿った気が実体化した、空飛ぶお金。気紛れに人の家に入り込み、運気を上げて富を与えるが、飽きると出て行ってしまい、その途端に家の運気は傾き滅亡してしまうという、座敷童子みたいな性質を持つ。一文字違いの「金玉」は隕石が妖怪化した物で、手に入れた人間には幸福が訪れる……らしいが、隕石をキャッチ出来る奴はそもそも人間なのだろうか。

 その正体は金属を溶かして取り込む細菌の塊。人の手を媒介にして増殖する。ある程度増えると一塊になって空中を浮遊し、手頃な家を見付けるとそこに居着き、別の仲間を呼び寄せ巨大化し続ける。最終的には家主を見限り、取り殺してしまう。

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[一言] 明日確実に死ぬ運命のTS幼女に金◯ま呼びさせてる。
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