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5月 一般大会 7

 タイムアウトで戻って来たメンバーに陽介は、「正直言って、これだけ実力に差があると、難しい試合になるのは、良く理解できます。しかし我々は、日頃の練習の成果を出すことが重要です。自分達のバレーをやりましょう!、彩姉さんもう緊張はほぐれましたか?、頑張って下さいね、それとタイムアウト明けのサーブは大切だから、#17よっちゃんはエースがとれるように打って下さい!」と言って、円陣を組ませ、キャプテン#1ヨシちゃんに声掛けさせ、コートに送り出した。


 タイム明けの永竹クラブのサーバーは、#17よっちゃん。


 主審のサーブ許可の吹笛。


 陽介に、エースをとれるように打てと指示されたの受けて、#17よっちゃんは思いっきりサーブを打った。


 強いサーブが塚本クラブのコートに向かう。


 塚本クラブは、バックライトがレシーブ。


 ハーフセンターがライトアタッカーに二段トス。


 主審の吹笛。ドリブルの反則。


永竹クラブ8-2塚本クラブ。


 続けて#17よっちゃんのサーブ。


 地肩の強い#17よっちゃんの打つサーブは、はまると凄まじい。


 塚本クラブのコートに、突き刺さった。サービスエース。


永竹クラブ9-2塚本クラブ。


 #17よっちゃんは、このあと続けてサービスエースを6本とった。


 前回の家庭婦人大会のサーブを思い出す、活躍だ。


 塚本クラブは、タイムアウトをとった。


永竹クラブ15-2塚本クラブ。


 相手のタイムアウトを利用して、陽介は#17よっちゃんに、「ナイスサーブ、このままで行こう!、アタックもサーブみたいに打てればいいのにぃ~」と言った。


 #17よっちゃんは、「そう思うでしょ~?、でもジャンプすると打てないんだよねぇ~、困っちゃうよぉ!」と言ったが、「本気で言ってるの?」と全員が思った。


 陽介は、「今#17よっちゃんのサーブが良いから、一発で自分のコートに返って来る可能性があります。しかっり集中して、絶対ボールを落とさないように!」と言って、円陣を組みコートに戻した。

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