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3月公式戦 家庭婦人大会 決勝戦 3

 陽介は、第二セットが始まるまでのインターバルで、「蕨クラブは、永竹クラブのサーブが良いので、速攻が使えませんでした。点数が拮抗していたし、ましてや負けていたので、たとえチャンスボールであっても決まる確率の低い速攻ではなく、レフトエースで勝負をしなければならなっかのです。これは永竹クラブのリズムに蕨クラブが、はまってしまった結果です。良く頑張りました。サーブは最高でしたよ!、でも2セット目は蕨クラブだって必死になってやるはずです。皆なその気持ちに負けないように練習の成果を出して下さい!」と、第一セットの総括と第二セットへの励ましをした。


 準備が整い、第二セット開始の吹笛。双方のメンバーがエンドラインに並び、副審・記録員の確認が終わった。あらためて主審の吹笛で双方のメンバーがコートに入った。


 第二セット、第一セット最後の得点が永竹クラブ#6マメちゃんのサービスエースだったので、蕨クラブが最初のサーブを打つ。


 主審のサーブ許可の吹笛。


 蕨クラブの強いサーブ。


 バックライト#6マメちゃんがレシーブ、セッター#18ユカちゃんがレフト#17よっちゃんにトス。


 #17よっちゃんが良い当たりでアタックを打つも、蕨クラブがレシーブ。


 蕨クラブのセッターが、速攻を使った。Aクイック。決まった。


永竹クラブ0-1蕨クラブ


 続いて蕨クラブの強いサーブ。


 バックレフト#4川さんがレシーブ。乱れたレシーブをライト#1ヨシちゃんが中衛レフト#2ヤマちゃんに二段トス。


 #2ヤマちゃんは打ち切れず、蕨クラブのハーフセンターがレシーブ。


 蕨クラブは、また速攻。Aクイック。決まった。


永竹クラブ0-2蕨クラブ


 蕨クラブの強いサーブが続く。


 バックセンター#3キーちゃんがレシーブ。ハーフセンター#9井口ちゃんが、ライト#1ヨシちゃんに二段トス。


 #1ヨシちゃんのアタックは、蕨クラブの2枚ブロックをはじき飛ばした。


永竹クラブ1-2蕨クラブ


 永竹クラブの最初のサーバーは、#17よっちゃん。


 #17よっちゃんの力強いサーブが、蕨クラブのバックレフトに向かう。


 蕨クラブのバックレフトは、かろうじてレシーブ。二段トスが若きレフトエースに上がる。


 ライト#1ヨシちゃん(像アザラシ)と中衛ライト#11和気ちゃん(ジャイアントパンダ)の2枚ブロック。


 #11ジャイアントパンダの大きな手のひらに、当たった。シャットアウト。


 #11ジャイアントパンダは、自分のベンチを見て、「ウォォォ~!」と雄叫びを上げてガッツポーズ。


 それを受けて北極グマが、「ヨォォォ~シッ!」と、たくましい両腕を上げて呼応。


 まるで猛獣大サーカスだ!


永竹クラブ2-2蕨クラブ


 #17よっちゃんの力強いサーブが続く。


 蕨クラブはハーフセンターがレシーブ。前衛ライトが若きレフトエースに二段トス。


 若きエースの前には、ライト#1ヨシちゃんと中衛ライト#11和気ちゃんの猛獣2枚のブロック。


 ブロックはワンタッチ。それをハーフセンター#9井口ちゃんが、レフト#17よっちゃんに二段トス。


 #17よっちゃんのアタックは、相手ブロックがワンタッチ。


 蕨クラブは、若きレフトエースに二段トス。


 またもや、猛獣2枚のブロック。ライト#1ヨシちゃんのワンタッチ。


 バックレフト#4川さんが、中衛レフト#2ヤマちゃんに二段トス。#2ヤマちゃんの前はノーブロック。


 #2ヤマちゃんは思いっきり打ち込んだ。


 しかし、蕨クラブの若きエースがナイスカット。


 蕨クラブのセッターは、Aクイックを使った。


 コンビは全くあっていなかったが、永竹クラブのコートに落ちた。


永竹クラブ2-3蕨クラブ


 蕨クラブのサーブ。


 中衛レフト#2ヤマちゃんがレシーブ。セッター#18ユカちゃんがライト#1ヨシちゃんにトス。


 #1ヨシちゃんの前に、蕨クラブのブロックが3枚ついた。


 ブロックはワンタッチ。蕨クラブのハーフセンターがライトアタッカーに二段トス。


 永竹クラブは、レフト#17よっちゃんと中衛レフト#2ヤマちゃんの2枚ブロック。


 フェイントだ!


 セッター#18セッターユカちゃんがブロックの後ろにまわって、そのフェイントを拾う。


 バックレフト#4川さんが、ライト#1ヨシちゃんに二段トス。


 #1ヨシちゃんの前に、またも3枚ブロック。


 蕨クラブがワンタッチ。ハーフセンターがライトアタッカーに二段トス。


 レフト#17よっちゃんと、中衛レフト#2ヤマちゃんの2枚ブロック。


 ワンタッチをとって、ハーフセンター#9井口ちゃんが、レフト#17よっちゃんに二段トス。


 「頑張れぇ~、よっちゃん!」陽介の叫び。


 #17よっちゃんは力いっぱいアタックを打った。


 #17よっちゃんのアタックは、指先に当たってチップ。


 #17よっちゃんの、フルスイング・フェイントが決まった。


 永竹クラブも蕨クラブも、コートの中で一斉に座り込んだ。


 この展開で、フルスイング・フェイントは、誰も拾えない!


永竹クラブ3-3蕨クラブ

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