3月公式戦 家庭婦人大会 10
永竹クラブのサーバーは#19イケさん。陽介は#10芦さんとの交代を命じ、#10芦さんに「思いっきりサーブを打ってきて下さいね。サーブを打ったらバックセンターのポジションに入るんですよ。もしサーブが切れてしまったら、そのまま中衛ライト#19イケさんのポジションで、ブロックとレシーブを頑張って下さい。」と伝え、コートに送り出した。
#10芦さんのサーブ。思いっきり打ったサーブは、当たり所が悪く山なりでミカサクラブのコートに向かう。
ミカサクラブはレシーブ。続いてレフトアタッカーにトス。
それなりのアタックが永竹クラブのコートに向かう。
永竹クラブは中衛#2ヤマちゃんがレシーブ。
セッター#18ユカちゃんがライト#1ヨシちゃんにトス。
#1ヨシちゃんが打ったアタックをミカサクラブがレシーブ。
上手くつなげずチャンスボールが返って来る。
バックライト#6マメちゃんが丁寧にセッター#18ユカちゃんにパス。
と思ったが、#6マメちゃんはドリブル(当時のルールでは第一レシーブにドリブルはなかったため、第二コンタクト目にプレーを続けることが出来た)。
バックライト#6マメちゃんのすぐ脇にボールが落ちる。
かと思ったら、ハーフセンター#9井口ちゃんがそのボールに突っ込みボールに触れる。ボールはわずかに上がった。
今度はその上がったボールにバックレフト#13シズさんが突っ込んだ。ボールはネットを超えミカサクラブのコートに返った。
ミカサクラブのレシーブ。セッターがライトアタッカーにトスを上げる。
レフト#17よっちゃんと中衛レフト#2ヤマちゃんのブロック。
#2ヤマちゃんがワンタッチ。それをハーフセンター#9井口ちゃんがライト#1ヨシちゃんに二段トス。#1ヨシちゃんが打つ。
ミカサクラブはレシーブ。トスがレフトアタッカーに上がる。フェイントだ!
そのフェイントを今はバックセンターの#10芦さんが何とかレシーブ。厳しい体勢からライト#1ヨシちゃんが中衛レフト#2ヤマちゃんにトス。
#2ヤマちゃんのアタックは、ミカサクラブのコートに突き刺さった。
永竹クラブ8-1ミカサクラブ
永竹クラブはボールがコートに落ちるまで、必死にボールを追った。そしてこのラリーを制した。陽介は立ち上げって「ナイスプレー!、ナイスファイト!」と大声で誉めた。マネージャーの北極グマは大興奮でそのたくましい両腕を上げ、ジャンプして皆と一緒に喜んだ。陽介が永竹クラブの監督になって初めて見たチームプレーだった。その後永竹クラブは波に乗り、自分達のリズムとプレーを続け、2セットを連取してこの試合に勝った。
永竹クラブ21-11ミカサクラブ
陽介は試合後の総括で、2セット目の戦い方を誉めた。観戦していた永竹クラブが加盟している連盟の役員が、総括を聞いているメンバーの脇を通った時、「いやぁ~、いつもの永竹クラブと違うねぇ~!、良い内容だったね!、今日は優勝かな?」と笑顔で声をかけてくれた。ただ陽介は「まだ予選は1試合残っています。ましてや変則リーグ戦だからセット率や得失点差が影響します。だから、この2セット目と同じようなプレーが出来るように頑張りましょう!」と言い、第四試合に向けて休憩をとらせた。




