12月 遠征 親睦大会 1
11月の一般大会で準優勝に終わった栄竹クラブ。
今度は7月に企業の冠がついた家庭婦人大会に優勝してA区の代表となり、その企業の生産拠点の2県の代表チームと親睦大会に臨むことになった。
親睦大会開催の12月初旬の土日までに、4回の練習を重ね11月の一般大会での敗因を修正した栄竹クラブであったが、あっという間に親睦大会当日の土曜日を迎えた。
A区の代表である栄竹クラブとB区の代表チームは、今回開催県となる企業の生産県である某県までバスで同乗することになった。C区の代表チームは小型のバスで単独で開催県に向かった。それぞれのバスにはチームの選手や監督を含む関係者数人と、各区の連盟役員が同乗する。
勿論、親睦大会に参加するメンバーは、全員が参加費を払わなければならない。しかし以前にも話したが、ビックリするくらいその費用は安い上に、宿泊するホテルや食事はかなり豪華である。この大会を主催する企業には頭が下がる思いだ。
遅刻者もなく定刻の8時30分に某県に向け出発したバスは、3時間ほど走り企業の生産拠点である某県に到着し、あるドライブインで昼食となった。
このドライブインで出された昼食の「海鮮定食」は絶品であった。海が近いだけに新鮮な上にお米も素晴らしく美味しい。皆な満足な昼食だったに違いない。
昼食が終わると、その企業が今回の某県で生産拠点としている施設で、見学と企業PRをセットでこなした。これだけその企業にお世話になっている訳だから、正直言ってつまらない工程であっても笑顔でこなさなければいけない義務はあると思う。
見学と企業PRが終わると、いよいよ宿泊施設のホテルへ移動となる。当然そのホテルが企業の生産県のチームとの懇親会の会場となっていた。
ホテルに到着したのは16時過ぎ。各チームごとに宿泊する部屋が準備されていて、陽介をはじめとする男性は、人数が少ないことから各チームの男性同士が相部屋になるというようになっていた。
それにしても用意されたホテルと部屋は、各自が払った参加費から考ええると超豪華であった。
「親睦会は、17時30分かから大ホールで行います。」と担当者からアナウンスがあった。
栄竹クラブのメンバーは、各々温泉に入り着替えた洋服の上からお揃いのトレーナーを着て、親睦会に臨んだ。
栄竹クラブの参加者は、陽介を含めて17人。休部していた#18ユカちゃんの顔もあった。三輪さんと川さんの両大御所が気を利かせて誘ったそうだ。ユカちゃんは子供が生まれてから初めての単身お泊り。嬉しくて家族を説得して参加したそうだ。
親睦会が始まった。先ずは参加者全員がテーブルに用意されている椅子にチームごとに座った。
すると主催する企業の担当者が、「今から対戦相手を決める抽選会を行います。抽選の結果で対戦するチーム同士でテーブルにあらためて座って下さい!」と説明をし、抽選会が始まった。
抽選会は、A区・B区・C区がそれぞれ違うブロックになるように最初に抽選が行われ、今回開催県となった代表チーム3チームとその他の企業生産県の代表3チームが、それぞれ順番に抽選を行い、同地区が同じブロックに」ならないように抽選が行われた。
従って、第一ブロックに3チーム。第二ブロックに3チーム。第三ブロックに3チーム。親睦会の翌日に各ブロックごとに総当たりで予選を行い、各ブロックの1位同士がやはり総当たりで優勝を決めるというものだった。ただし、帰りの時間もあるので、17時をもって勝敗を決めるというローカルルールも付け加えられた。
抽選の結果、栄竹クラブの対戦相手は、開催某県の代表『国吉クラブ』とその他の企業生産拠点県の代表『八葉クラブ』。栄竹クラブのメンバー17人とA区の連盟役員2人と合わせた19人は、4テーブルに分かれ座った。
栄竹クラブは陽介と三輪さんと連盟役員を合わせた4人が、国吉クラブの監督と八葉クラブの監督が座ったテーブルにそれぞれの選手と座り10人テーブールとなった。残りの栄竹クラブのテーブルは栄竹クラブが5人、その他のチームが3人ずつの11人テーブルとなり、かなり窮屈な状態であったが気にする者はいなかった。




