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9月 家庭婦人大会 11

 2セット目が始まるまでのインターバルで、「1セット目は、エンジンがかかるのが遅そく、点差が広がりすぎて追いつけませんでした。2セット目は体も温まっているので、最初から飛ばして行きましょう!、こちらのリズムで1セット目を終わってるので、心配はないですよ。あと、最初のうちは中衛レフト#8ハリちゃんとライト#1ヨシちゃんを中心に使って行きましょう!、最初からレフト#2ヤマちゃんで勝負をすると、日の出クラブの長身外国人ママさんとの打ち合いになってしまい、相手のペースに引き込まれる可能性があるので…。勝負は13点過ぎからです。それまでしっかり自分達のリズムさえ保っていれば、必ず勝てますから。また、2セット目はこちらのサーブから始まり、サーバーはセッター#6マメちゃんです。セッターには#3キーちゃんが入りますので、出だしでリズムを崩さないように頑張って下さい!」と陽介は言って、円陣を組み、キャプテン#1ヨシちゃんに声がげさせた。


 2セット目が始まる。永竹クラブは1セット目終了時と同じメンバーをコートに送った。


 主審のサーブ許可の吹笛。


 永竹クラブのサーバーは、#6マメちゃん。


 「いつもの練習通り、勝負出来るサーブを打って!」と陽介の声援。


 #6マメちゃんは、速くて、低くて、強いサーブを打った。


 日の出クラブは、バックセンターがレシーブ。乱れたところをハーフセンターがライトアタッカーに二段トス。


 ライトアタッカーは、ネットから離れたトスを打ち切れず、チャンスボールを永竹クラブコートに返す。


 永竹クラブは、バックレフト#17よっちゃんが、セッター#3キーちゃんにパス。#3キーちゃんはライト#1ヨシちゃんにトス。


 #1ヨシちゃんは、長身外国人ママさんのブロックから、ブロックアウトをとった。


永竹クラブ1-0日の出クラブ


 #6マメちゃんのサーブ。


 力強いサーブが日の出クラブのコートに向かう。


 日の出クラブは、ハーフセンターがレシーブのモーションを起こしたが、レシーブするのをやめたため、バックセンターが反応できずボールはコートに落ちた。サービスエース。


永竹クラブ2-0日の出クラブ


 #6マメちゃんのサーブが続く。


 日の出クラブは、ハーフセンターがレシーブするも、#6マメちゃんのサーブの威力に負けてダイレクトで永竹クラブコートに返って来た。


 永竹クラブは、ハーフセンター#16イソちゃんが、セッター#3キーちゃんにパス。#3キーちゃんは中衛レフト#8ハリちゃんにトス。


 #8ハリちゃんは、ノーブロックの日の出クラブコートに向かい、切れのあるアタックを打ち込む。


 日の出クラブは、バックレフトがレシーブ。ハーフセンターがレフトアタッカー長身外国人ママさんに、オーバーパスで二段トスを上げようとしたが、主審の吹笛。ドリブルの反則。


 日の出クラブは、1セット目をとって気が緩んでいるようにも見える。


永竹クラブ3-0日の出クラブ


 この後、#6マメちゃんのサーブが続き、


永竹クラブ6-0日の出クラブ


 日の出クラブは、タイムアウトをとった。


 これ以上ないくらいのスタートダッシュで、6点を先行したメンバーが、ベンチに戻って来た。


 陽介は、「ナイスゲームです。気が付けば、日の出クラブの長身外国人ママさんは、まだ一度もアタックを打っていません。気を抜かずこのままで行きましょう!、それとチャンスボールを返さなければならなくなった時は、出来るだけ長身外国人ママさんを狙って返しましょう!、この試合を通じて彼女がレシーブした姿を見てません。きっと苦手なのかも知れないので…。」と言って、円陣を組み声掛けさせてコートに送り出した。


 タイム明け、#6マメちゃんのサーブが続く。


 日の出クラブは、バックレイトがレシーブ。セッターはこのセット初めてレフトアタッカー、長身外国人ママさんにトスを上げた。


 長身外国人ママさんのアタックは、永竹クラブの2枚ブロックを打ち抜き、ブロックアウトをとった。


永竹クラブ6-1日の出クラブ

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