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第五話 底上げ

えー投稿が遅れてしまい本当に申し訳ございませんでしたぁぁぁ!m(_ _)mこれからは週一程度のペースで更新していきます。今回も説明回です。


ゼルトワームを倒してから数時間後、俺はこの世界で初めての夜を迎えていた。



おっと神知目録さんに色々聞いてたらもう辺りが真っ暗じゃねぇか。



てかまぁもう分かってたけどさやっぱりここは地球じゃねぇのな。



だってなんか月みたいな衛星が三個あるんすよ。



でもあれか?衛星が二つ三つあるっていうのは太陽系の惑星でもあった気がするから別に月(?)が三つっていうのはあまり不思議でもないのか?



詳しいことはまぁどうでもいいか、別に三つあるからって悪いわけでもないだろう、大は小を兼ねるっていうしね、大きいことは良いことだよ。




でもこんなに暗くなってるけど全く眠気が来ないんだがまさかこの体って睡眠を取らないのか?




あれ?植物って寝ないんだっけ?植物も光合成だけじゃなく呼吸もしてるっていうのは知ってるんだが…




でも睡眠が要らないっていうのはメリットじゃね?俺は更に植物だから食事の必要が無いから24時間動く事が出来るんじゃね?




お、そうなってくると植物の体ってクソだと思ってたんだが変わってくるな。




そうと決まればさっそく何かしなければ!この他のモンスター達が寝ている時にこそ成長して戦える力を手に入れなければ………………zzz




そのまま意識を落とした俺はグッスリとした睡眠をとり、降り注ぐ朝日によって目を覚ました。


うーんうーん( ゜д゜)ハッ!




…………




知らない天井だ…




当然か…この世界に僕の知ってる場所なんて無いんだから…




ハイすいませんふざけました(´・ω・`)



良し、さっきのクソつまらねぇくだりは時空の彼方に忘却するとして今の現状を確認しよう!



うん、それにしてもかなり寝たみたいだな、太陽の高さから察するにもうお昼かな?



本当によく寝たな…まぁ昨日は色んなことがあったっていうかありすぎたから仕方ないっちゃ仕方ないんだ。



お、MPは回復してるな有難いこれが回復してなかったらどうしようかと思ったぜ、とりあえずMPは寝たら回復するって認識で問題なさそうだな。



てかトレントって説明だとほとんど植物みたいな感じだったけど意外と睡眠とかはとるのね。



あーでもこれは俺だから睡眠が必要なのか?

それともこの世界の植物系のモンスターが全般睡眠をとるのか?うーんここら辺の事は俺では情報が無さすぎて全くといっていいほど区別がつかんな。



仮に植物系のモンスターでも睡眠をとる必要があるっていうのなら相手が寝ている時に不意打ちとかもできそうだしこれは要検証だな。



まぁ今の俺は検証したくても動くことすらできないから寝ている相手に近づくなんていうスニーキングミッションなんて夢のまた夢何ですけどね…



だめだだめだ自己嫌悪に浸ってればその時間が勿体ない。



とりあえず昨日の内にまとめておいた今日やるべき事を消化していこう



☆明日やることリスト☆


① 土魔法のスキルレベルを上げる。(スキルレベルはそのスキルを使い続けて、ある一定の熟練度に達したら上がるらしいby神知目録さん)



② この世界の人間とコミュニケーションをとる方法を探す。(正直これは無理だと思う)



③ 俺のレベルを上げる。(これに関してはこちらも下手せずとも死ぬ命懸けの戦いしか今の俺には出来ないので無理、ていうかやりたくない。)



以上




うん分かってた事だが本当にやることがねぇな。



まぁそりゃ戦闘するっていっても第一俺は動けないからあっちから来てくれるしかない。



しかも来てくれたとしてもそいつにディグでの生き埋めが効かなかったらこっちが死ぬと来た、やっぱこの体希望とか無くね?今の所この体であった事のメリットを感じたことがないんだが…



まぁとりあえずだ、現状やれるのは①のスキル上げしかないし大人しくやっときますか。



あ、でも一応あのクソ芋虫に襲われた時にMPがないと死ぬから余裕をみて6発ぐらいは残すか?



うーんでもそうするとスキル上げに使えるMPは約20ちょいだからディグを使える回数はせいぜい10回。

スキルを上げるためにはかなりの数そのスキルを使用しなければいけないらしいし俺のMPは寝ないと回復しない…



仮にスキルレベルを1から2にするのに必要な回数が100回だとすると約10日俺はこのディグでの生き埋め戦法で戦っていくことになるわけか。



うん無理だね、後どれ位生き埋め戦法で戦わなければダメなのかが決まったわけじゃない、でも少なくともあと1週間以上はかかるだろうしぶっちゃけそこまで俺がそこまで今の戦法で生きてれる気がしない。



まぁ悩んでても仕方ないとりあえず今の俺にはこれしかない、もしかしたら意外と早くにスキルレベルが上がるっていう可能性もない訳じゃない、



よっしゃ出来ることを一つずつ確実にやってくか!




そうやって俺は表情(そんなものは無い)を引き締め力の限り叫び始めた。



ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!ディグ!



あ、10回終わった…



さーてどうしようか?



そうだ!この丘の下の方に見える村っぽいのでも観察してますか、



あ、あそこのなんか木材みたいなの背負ってるオッサン見覚えあるな、俺を諦めたあと他のトレントを伐採したみたいだな。



ありがとな俺の代わりに死んだであろう名も知らぬトレントよ、お前の犠牲のおかげで今俺は生きれている、お前にしてやれることは俺にはないがせめてお前の冥福を祈らせて貰おうどうせ暇だし。



なムー。



よしこれでアイツの魂も無事に成仏しただろう。



あ、なんか今女の子みたいなの見えた!



うぉ!今こっちに飛んできたでっかい鳥みたいなやつハーピーとかいう奴じゃね!?


うわ!一瞬しか見えなかったけどやべぇ超可愛い!



魂の決意からわずか数分後俺はガールズウオッチングに精を出していた。

















あーモンスター娘って可愛いんじゃー( ^ω^ )

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