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朱の空  作者: ジェイル
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謎の夢

  夢でよく、聞こえて来る声がある。


「――、本当にすまなかった」


「俺が君の側にいたいと願ったばかりに――」


「……俺もすぐ、君の元に行くから」


  夢の中で‘彼’の声を聞いていた。


  ‘彼’が誰で、誰に謝っていて、どうしてこんなに自分を責めているのか、私は何も知らない。


  でも、この夢で‘彼’の声を聞くたびに、何故か愛しくて、切なくて、悲しくなる。


「何をそんなに悔やんでいるの……?お願いだから、それ以上自分を責めないで、そうしないとあなたが壊れてしまう!」


  何度同じことを繰り返しただろう。私が闇に何十、何百とそう叫んでも、‘彼’の嘆きが聞こえなくなることはなかった。

読んでくださり、ありがとうございました<(_ _*)>

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