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記憶
あれから俺は大学生になり、父は俺が中学の時に殉職した
犯人が撃った玉の先に子供がいて、わざわざ子供の前に立ち庇った
馬鹿だよ…警察官は立派さ、市民を守るのが役目
だけど、俺の親父は一人しか居ないんだ
母は、俺の前では泣かなかったが夜たまに泣いてるぞ
だから、親父は嫌いだ
「あきる~何突っ立てるの?」
その声に呼び戻させれた
「うっせぇぞ、響子」
「うるさいとは何よ」
響子は、笑顔でこっちに向かって歩いてきた
この笑顔が消え、まさか、俺が刑事になるきっかけになるとはこの時思わなかった




