そして終章
いきなりの展開ですが後々分かるようになってます!…きっと。
「何故なんだ!?どうして君が…」
目の前の人物にただ信じられない思いだった
その人物は風にコートと髪をなびかせ笑った
「何故?…貴方がそんなこと聞くの?」
「法に裁かれる!!それじゃあ、足りなかったのか!?」
「法に裁かれる…そんなの!!認められる訳ないでしょ!!そんなの甘いよ!!この積もり積もった憎しみ!!悲しみ!!貴方に分かる!?亡くなった方の思いは!!人生は!!そんなに甘いの!?」
「奴らは裁判所で裁かれその人生を刑務所で…それじゃあ……っ」
その後の言葉は出なかった、言えなかった
あいつはソッと目を伏せ首を横に振った
「それじゃあ、足りないのよ。罪が軽くなる、刑務所を出る可能性もある。罪を償った、後悔してる…そんな言葉でね!確かにこれからの人生、ネット社会で人目を避けるものでしょう!影口や、目線、それは辛いものでしょう!
だけどね!!
これから楽しい思い出も、悲しい思い出も、生きてるだけで作れるじゃない…つ…作れてしまうのよ。亡くなった人は、作れないのよ、歩んで行けないの。
亡くなった人は、本来出来ていたご家族とその人生に笑顔で寄り添えない。
見れないの…。
それに罪を償ったなんて誰が決めるの?裁判官?世間?どうして?どうして、第三者が決めるの!?
それに、今は精神鑑定で逃げ切る人達もいるわ」
涙が溢れながらも、前をみるあいつの決意がみえた
しかし、止めたいと思うのは俺のエゴなのか…
「だが!君の手をそんな奴らのために汚すことは…」
「ありきたりな言葉ね。その為なら私の手は幾らでも汚れて良いのよ、それが誉れなのよ。
でも、もし貴方のように誰かがそう思い、私に告げるなら私はこう言うわ。こんな手にしたのは誰?と。」
「……っ、どうやっても止めないのか?」
「えぇ。今の貴方では私を止めれない。」
「何故?俺の前に…」
「…何でかな?……さぁ、時間よ!!始めましょう!鎮魂を!」
あいつが両腕を広げるとその瞬間!あいつの後ろが爆発した。そして、俺らを爆風が襲う
あいつの側に駆け寄ろうとしたら、あいつは止めて笑う
「 」
どうしたら、この悲しみは癒えるのか…




