『三八式歩兵銃、カーボンブレイド』
理佐
「あれ、十六夜いなくね」
司
「ホントだ。――メモあるよ、姉ちゃん」
理佐
「かきおきです?」
司
「しぶくなりますなー」
理佐
「かまぁん! 十六夜!」
十六夜
「だぁっしゃ! 読んだ? ねぇ、読んだ?」
司
「破った」
理佐
「びりびりでんな」
十六夜
「――いいや。今回は司の装備だね」
司
「旧日本軍の三八歩兵銃だな。それに、愛刀も」
理佐
「どっちからー」
十六夜
「んじゃまずは三八から」
司
「これはオリジナルのカスタムだな。イタリアのカルカノライフルの機関部をほぼ移植して、フレームを強化プラに換えてる」
理佐
「もはや三八じゃないよね」
十六夜
「いや、外見はともかくカルカノ弾を使用する三八は“イ式歩兵銃”として存在してる。だから強ち出来ないカスタムでもないのにゃーん。口径も同じ6.5mmだし、薬莢長自体もさして変わらない」
司
「結局、出番無くバラバラにされたけどなぁ」
理佐
「つっちゃんは刀メインだしね」
十六夜
「んじゃ、次はカーボンブレイドだな」
カーボンブレイド
刃渡り:約1m
刃形状:片刃反り有り
材質:刀身/鉛 アウター/カーボン&チタニウム合金
十六夜
「こんな感じ」
司
「高周波もあったよな」
十六夜
「いちおうー」
理佐
「もう二度とアレには刺されないようにするよ」
十六夜
「まあ、司の象徴だな。因みに、カーボン&チタニウム合金の刀身に鉛を流すアイディアは『銃士のキツネ』に登場したキャラの武器から」
理佐
「私も出てるよー宜しくー」
司
「あのめがっさ口悪いエロ姉さんか。姉さん、てか姐さんか……」
十六夜
「ホントはそこに至るシナリオもあったんだけどね。引っ張りきれない」
理佐
「まず第一に、作品違い」
司
「んだんだ」
十六夜
「と、まぁこんな感じかしらね?」
理佐
「で、オチは」
十六夜
「だからねェって言ってンだろ。脳髄にえのき群生してンのか」
司
「えのきかぁ……美味しいよなぁ」