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魔法使いになってみたいな

作者: 秋葉竹
掲載日:2023/09/18





夜よりも

悲しい嘘があるのなら

スマホを手に取りググりもしないさ



最大の

好きを10だとしたときに

このいまの好きはいくつですか?


いつの日か

光りかがやく海に出て

カモメになって異国へ翔びたい



人生ってさぁ、とか

大上段から語らない

しあわせの種がたくさんあるから



人生ってさぁ、

探す光がすこしだけ

視えればそれで生きてゆけるね



たったいま

これがピークというのかい?

ごめんね、君には、視る目がないね



飽きもせず

やすらかな愛を捧ぐから

頭を撫でても怒らないでね



たくさんの

種をなんども撒いてきた

なんどもなんども泣きたい深夜に



夜よりも

溢れる孤独があるのなら

スマホを手に取りググりもしないさ



やりたくて

やりたいからというだけで

やりたい放題やりたい衝動



つみびとが

気づかないまま棄てる愛

みんなみんなが犯す言の葉



切なさで

ジッとみつめてくる君と

レモングラスの効用はなに?



爽やかな

香りがよくてクセになる

忘れられないあのキスみたいな



いとおかし

最上級の褒め言葉?

君の甘さはいとおかしです



数えたら

両手で足りずに怖くなる

深い闇より暗い《闇愛》



叶うなら

魔法の力を借りて告るわ

魔法使いになってみたいな


叶うなら

嬉しいときにすこし浮く

魔法使いになってみたいな







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