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ドーナツを作りながら怪人を倒すだけの簡単なお仕事です

「どうしよ……もうお金が」


 太陽が燦々と輝き、その日差しに少し気が滅入り始める暑さとなった初夏。

 N県にあるとある町、茅原町に住む青年の暁明也(あかつき めいや)は、そんな暑さを忘れるかのように震えていた。

 小中高とそれなりに平凡な学校生活を過ごし、気が付けば高校も卒業して1人暮らしを始めていた。

 しかしお金に余裕もない。親からの援助もないのでこのままでは来月のアパートの家賃さえ払えないかもしれない。


「バイト先、探さないとだな」


 当然そのままでいるわけにもいかず、明也はアルバイトを探し始めた。

 一応町とは名についているが茅原町は割と田舎で、もしかすると建物の数より畑と田んぼの方が多いかもしれない程度に建物同士の距離が遠い。

 そんなわけで自転車すら持っていない明也としてはできるだけ自宅のアパートから遠くない場所で働きたいと思っていた。

 幸いな事にアパートから徒歩30分もかからない所に商店街がある。どこかで雇ってもらえないか早速見て回ろうと思い玄関のドアを開けようとした時、1枚のチラシが郵便受けに入っているのに気付く。

 手に取って見てみると、それは新たにオープンしたドーナツ専門店のチラシだった。店の場所は商店街よりも若干外れた所のようだが、明也の自宅からはむしろそちらの方が近い。

 その上現在人手が足りないらしく、紙面の3分の1ほどを使って「一緒に働いてくれる方を募集中です!!!」と書かれている。なぜか手描きのイラスト付きで。


「よし、行ってみるか」


 今まさにバイト先を探していた明也にとって渡りに舟というべきタイミング。これも何かの縁ということで早速チラシを手に店の場所まで向かっていった。

 特に迷う事もなく、明也は無事店の前までやってきたのだが……、その場で明也は佇み、ぶるりと震えた。

 2階建ての一軒家を改装して作られたらしい白塗りの店の名は「シュガーフェスト」というらしい。中を見渡せるような大窓から窺える店内も中々にお洒落なものだった。

 それ自体は悪い事ではないのだが、外側も内側も女性っぽさが溢れており、そこに男性である自分が入り込んでもいいのだろうか、と明也は尻込みしてしまったのだ。

 手に持ったままのチラシへ意味もなく目を落としたり、店内をチラチラ見ながらドアへ手を伸ばそうとして、やっぱりやめたり、しばらく挙動不審極まる行動をしていた。

 そんな状況でしばらく時間を潰していると、カランカランとドアに取り付けられていたベルが鳴り、内側から開かれた。


「……」

「……」


 不思議そうに明也を見るのはブラウンカラーの髪を首元辺りで切り揃えた、柔らかそうな印象の女性だった。胸に店名のロゴの入った服を着ているので、店員だろう。


「……えっと、お客さん、だったりします?」

「はっ、は、はい。違います」


 客かどうかと聞かれ、見るからに動揺したよくわからない返事をしてしまう。当然、向こうも首を傾げるばかりだ。

 明也もすぐに撤回しようと口を開くのだが、自分自身の謎の返答に混乱してしまい言葉が出てこない。

 その上この女性が明也の非常にタイプだったのだ。ドの付くストライクゾーン真ん中だったのだ。思わず嫌われないような言葉選びを考え、そのまま思考がフリーズしてしまったのだ。

 しかしわずかに動いている思考回路をどうにか働かせ、チラシを持つ手を強く握りしめた。

 するとそれが女性の目に止まったのか、明也に質問を投げてきた。


「あっ! それじゃあもしかして、うちで働きたいって方ですか!?」

「そうです、はい……それです」


 急に喜ぶような声色になった女性の言葉に、ぎこちなく口を動かして明也は今度こそ肯定する。

 すると返事を聞くやいなや、明也は空いていた方の手をがっしり掴まれ引っ張られ、キラキラした目を向けられながら店内へと引きずり込まれる。


「よかったぁ、丁度もう少し従業員さんが欲しかったと思ってたんですよ! ささ、詳しいお話は中でしましょ!」

「え、あの、ちょっと、待ってくださ」



 有無を言わさずシュガーフェストの店内に連れ込まれた明也は、カウンターの奥にあるドーナツの調理場へとやってきた。

 今まさにできあがった所なのか、甘い香りがふわっと漂ってくる。それが鼻孔を満たすと、緊張でガチガチだった心も若干落ち着きを取り戻し始めていた。

 この調理場の一角に用意されている普段は休憩に使われているらしい小さめのテーブル。いくつか配置されていたパイプ椅子のうち1席に明也は座らされ、向かいあうように女性も腰掛けた。


「……それじゃあ、改めて自己紹介から始めますね。私は佐藤咲(さとう さき)、このシュガーフェストの店長をやってます」


 改めてこうして声を聞いていると、綺麗な声だなあ、と明也は思った。初対面の相手にここまで惹かれるとは、もしかして一目惚れでもしてしまったのかもしれない。俄然この面接に受かりたいという気持ちが強くなる。

 そんなことを考えていると、視線で佐藤はこちらに自己紹介を促してくる。気付いた明也はすぐさま思考を切り替えてはきはきと喋り出す。


「あ、暁明也です! バイト先を探してまして、そしたら真っ先にここのチラシが目に入ったので、来たんですけど……」

「入りづらかった、かな?」

「はい……いやそうじゃなくて、俺がここで働いてもいいのかなって不安になってきて……」

「大丈夫だいじょうぶ! むしろ力仕事な部分も多いから男の子が来てくれるなら私も大歓迎! もう1人うちで働いてる子がいるんだけど、やっぱり女の子だからそういうのは得意じゃないみたいで」


 話していると、だいぶ明也に有利な状況になっていると分かってきた。ドーナツ店で力仕事ということはやはり材料運びなどだろう。業務用の小麦粉などとなれば1袋で20キロ近くにもなるだろうし、女性には少し辛いかもしれない。

 印象をよりよくするためにも、ここぞとばかりに明也は力をアピールすることにした。


「力仕事なら任せてください。こう見えても俺、それなりに鍛えてますので」

「そうなの? 助かるわぁ。ならもう採用ってことにしちゃおうかな」


 相当な好感触が佐藤から返ってきた。これはもう就職決定レベルだと思っていいだろう。明也は内心でガッツポーズをした。

 ちなみに鍛えているというのは嘘である。しかし重いものを運ぶくらいならやっていく内に慣れるだろうし、最終的にはそこそこ体も鍛えられるだろうし問題はないだろう。


「あ、でも最後にこれだけは聞いておくね」

「……な、なんでしょう」


 トントン拍子に面接は進み、後は明日から来てほしいとでも言われるのを待つばかりかと思っていたが、まだ何かあるようだ。

 あの流れからして採用は決まったようなものだったはず。だとすれば次に続く言葉はおそらく一番重要な話なのだろう。

 気のせいか佐藤は非常に真剣な面持ちになった気がする。どんな事を聞かれるのかと明也が待ち構えていると、


「暁くんは、魔法少女って好き?」


 そう聞かれ、明也は一瞬固まっていた。

 瞬きを何度か繰り返し、佐藤の質問を再度思い返し、心の中で3度ほど反芻して、聞き間違いでない事を理解する。

 質問の意味がわからない、という結論が出た。

 なぜこのタイミングでそんな世間話レベルの質問が出たのか(世間話で魔法少女が好きか聞くのもどうかと思うが)、なぜそんな真剣そうに聞くのかが理解できなかった。

 いや、そういえばチラシにはそんなイラストが描かれていたような気がする。という事は店長である佐藤がアニメとか漫画とかが好き、もしくはその中でも特に魔法少女が好きなのだろうか。

 質問を理解しようとしばらく無言でいると、佐藤は悲しげに眉を曲げて口を開いた。


「……もしかして、嫌いだった?」

「っ、いえ、そんなことは! 好きですよ、魔法少女!」


 咄嗟にそう答えた。実際にどちらかと言えば好きなので、嘘ではない。

 嫌いかどうか問うた時の表情はとても苦しそうだった。もしかしたらそういった趣味を馬鹿にされたり非難されたりといった悲しい過去があるのかもしれない。だから今の質問に「好き」と答える者しか雇っていないのだろうか。

 いずれにせよ明也の返事を聞いた佐藤の表情はぱあっと明るくなった。かと思えば、テーブル越しに明也の両手を取り、胸の前まで持って行く。


「よかったぁ……! それなら採用! 決定です!」

「えっ、ほんとですか!?」

「はい! じゃあ早速着替えてみましょう」

「お店の制服かぁ、俺にも似合うかな……」


 そう言って椅子から立った佐藤に手を引かれるまま、明也は採用の嬉しさから特に何も考える事なく付いて行くのだった。



「どうかな、どこかきつい所とかってあったりするかな?」

「いえ、大丈夫です。ちゃんと着れてますよ」


 更衣室に案内され、服を渡された明也は早速試着をした。軽く動いてみるがどこにも違和感はない。まるで自分のために用意されていたかのようにジャストフィットだった。

 こんなものを着たのは初めてなので若干気恥ずかしく感じはするがそれも自然と慣れていくのだろう。


「でも本当にこれ大丈夫なんですか? 結構ギリギリな気がするんですけど」

「へーきへーき、男女兼用だもの」


 そう返され、明也は改めて自分が着ている服を見る。

 肩から腕、それと膝から足の部分を赤い色をした西洋の鎧のような装甲で覆われ、首から脚の付け根までを光沢のある黒ラバーのスーツが包んでいる。直接見えはしないとはいえ、だいぶくっきりだ。

 それから頭にもこれまた赤いサークレットを付けている。両サイドに天使の羽を模した小さな白い羽が付けられており、かわいらしい。が、男が付けるにはどうかとも思う。


「いや、それ以前に本当にこれ着て接客するんですか!? 絶対お客さんからクレーム来るでしょ!」

「まさかですよ。魔法少女がお店で接客したりなんてするわけないじゃないですか」

「ああこれ魔法少女の服だったんですね! 通りでなんかやたら過激だなあとは思って……いや待て魔法少女だったとしてもこのデザインはおかしいぞ!?」


 なぜだか明也は気付けば魔法少女の格好をさせられていたと気付く。まあ手渡された時に佐藤の服と全く違うのでおかしいとは思っていたのだが。


「まあまあ、そう言わずにこれも持ってください暁くん」


 そう言われて棒状の物を握らされる。恐らく魔法のステッキ的な何かだろう。

 言いたい事がないでもないのだが明也は佐藤に嫌われたくないので何も言わずに手渡されたものを握り直し、よく眺めてみる。こんな格好でも杖を握れば一応は様になるものなんだな、と思いながら軽く構えてみる。

 剣だった。

 半月状の刀身を持つそれは内側がくり抜かれており、Dの文字に近く、どういう原理なのか刃らしき部分からは紫色の光が代わりに出ており、どことなくSFチックな光景であった。


「いや、武器も魔法少女っぽくないんですけど!! ていうかなんでこんな魔法少女のコスチューム揃えてるんですか! ここ本当に普通のドーナツ屋なんですか!?」


 明也は威勢よく突っ込むと、佐藤は不敵に笑った。


「ふふふ、よくぞ気付きましたね」

「そりゃ気付きますでしょうよ」

「魔法少女とは仮の呼び名……」

「ああそっちなんですか……」


 つまり普通のドーナツ店ではないという事。採用当日だというのに明也は早速先行き不安になってきた。


「シュガーフェストで働く私達はこの茅原町の平和を守るべく日夜戦う魔を装甲する少女、魔装少女なのです!」

「……あの、俺は男なんですけど」

「ご心配なく、暁くんも便宜上魔装少女でオッケーです!」


 オッケーなのだろうか。まあ明也も名称に拘りがあるわけではないのでそこは深く考えずともよいだろう。


「それは、まあいいんですけど。それでこの町のために戦うっていうのは具体的には何を相手にしてるんですか?」


 なんとなく気になっていた所を明也は質問した。

 魔装少女という語感からするに怪人とか怪獣とかなのだろうとは予想できるのだが、しかしそんなものが現実に存在するかというと、しないだろう。

 だとすると普通の人間だろうか。そう思ったが心の中で即座に否定する。そんなに治安の悪い町ではないし、というか仮に相手が犯罪者だったとしてもこんな剣でたたっ切ろうものならこっちが犯罪者だ。そして今更ながらこれは銃刀法違反とかにならないのだろうかと今握り締めている剣を見て明也は不安になってきた。

 色々思案している明也に、やっぱり気になります? とにんまり笑いながら佐藤は口を開く。


「それはですね」

「咲! 出たぞッ!」


 低めの声と共に勢いよくドアを開け放ち、更衣室の中に新たな女が姿を現した。

 腰まで届く長い黒髪を持つ彼女は色白で、鋭い目つきが特徴的な顔立ちは、まるで武士のような気難しそうな印象を明也に与えた。

 すると黒髪の女も明也の存在に気付いたかのように視線を明也に向ける。


「む、誰だお前は」

「あっ京ちゃん! この子はね、今日からうちで採用する事になった新人、暁明也くんよ」

「新入りか、丁度いい」


 京と呼ばれた女は明也の方へ歩み寄ると腕を掴み、有無を言わさず明也を更衣室の外へと連れ出していく。


「え? あ、あの……」

「喜ぶがいい明也、初日から初陣を飾れるぞ」


 いや、まだ何と戦うのかすら聞いてないんですけど。突然の出来事にそれすら言えず、明也はシュガーフェストの外にまで出てきてしまった。


「こ、この格好で外に出るんですか!?」

「何を言うんだ。魔装少女として戦うのだから当たり前じゃないか」


 正直、明也はこんな格好で街に出ては警察の御厄介になってしまうのではと不安でならなかった。


「私も後から行くからね~」


 しかし佐藤の言葉を聞き、後から明也と同じような衣装でやってくるのだろうかと考える事で事なきを得た。



 京に連れられ、明也はシュガーフェストから少し離れた場所にある河川、その上にかかる橋の前までやってきた。

 橋の上には影のように真っ黒な、黒いもやを発する人間がいた。

 人とは言ってもその造形は若干違う。顔は獣のように獰猛な形に変形し、上半身が常人より大きく、腕の先には手の代わりに六角形の太いく硬質そうな棒が生えていた。

 一言で言えば怪人だった。怪人は両腕の棒でその橋を一心不乱に破壊しているようでこちらにはまだ気付いていない。

 いるわけないと思っていた怪人が存在した事に明也が驚いていると、京は明也の背中を押して一歩進ませた。


「これまた丁度いいな。明也、この隙に決めてしまえ」

「え、決めるって……」


 どうやって、と聞く明也に京は無言で指をさす。指し示しているのは、手にしたままの剣だ。

 剣を手にする明也は、しばらく黙ってそれを見つめながら考える。

 本当にやっていいのだろうか。少なくとも間違いなく器物損壊等の行為を働いているので悪人ではあるのだが、だとしても斬っていいものか。

 怪人というだけあって実は普通の人なのでは? という事は斬り殺してしまえば普通に殺人の罪に問われる? いやもしかして壮大なドッキリか何か?


「……いやぁ、ちょっと」


 様々な疑問が浮かび始め、最終的にそんな言葉が明也の口から出る。それを聞いて、京も申し訳なさそうな顔をする。


「そうか。……すまないな」

「いえ……その、こちらも」

「やっぱり攻撃する時は技名とか叫びたいよな、しかし私も咲も名付けはあまり得意でないから決めてはいなくてな」

「いやそういう話ではなく!!」


 ズレた返答に思わず叫んでしまい、明也はハッとする。振り向けば、今まさに怪人もこちらに視線を向けていた瞬間だった。目が合う。

 もはやこれでこのまま帰ろう、というわけにはいかなくなった。


「来るぞッ!」

「……ブッ壊してやるッ!!」


 京の言葉を合図とするかのように怪人は叫び、猛烈なスピードで走り出す。

 わずかな間で明也の眼前まで迫った怪人が左腕を振りかぶって叩きつける。

 想像以上に俊敏なそれを避ける事ができず、咄嗟に明也は片腕を掲げて防いでしまう。コンクリートの橋を破砕する一撃が直撃すれば当然腕など容易にへし折られ、


「……あれ?」


 痛みは襲って来ない。それによく見れば腕部の装甲も砕けてすらおらず、むしろ怪人の腕を完全に受け止めていた。

 それどころか衝撃さえ感じていないのに遅れて気付く。ここにきてようやく明也は今自分が着ているものがただのコスプレではないのだと察した。


「なっ、何で壊れねぇんだ! フザけやがってぇ、お前も絶対にブッ壊してやるッ!!」

「うわっ!」


 怪人が憤怒の声を上げ、再び腕を振り上げる。それに怯えた明也は咄嗟に腕を振った。剣を持った方の。

 反射的に動かされた逆袈裟気味に振り抜かれ、光を放つ剣先が怪人の胸を掠るように浅く裂いた。

 すると怪人の動きは止まり、裂かれた部分から強い光が放たれる。


「なっ……!? ま、まだ、壊したい、壊し足りないいいいッ、ぎゃあああっ!!!!」


 光は見る間に強くなり、その光の触れた部分から怪人の体は解けるように消えていく。

 砂でできた像が風に吹かれて消えていくように、断末魔を上げて怪人は消滅した。


「明也! 初陣にしては見事だったぞ!」

「は、はあ……」


 少し離れた場所から見守っていた京がそう近付きながら言って明也に称賛を送る。

 掠り傷を与えただけで敵を倒せてしまい、正直全く勝利した感がないので曖昧な返事しか返せなかった。

 そして何よりも明也が残念だと思ったのは、魔装少女の格好をした佐藤の姿を見る前に決着がついてしまった事である。

 結局、無事の勝利とはなったものの明也は失意のままにシュガーフェストへと戻るのだった。

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