第20話 あぁ~、分からん!
書きだめえええ!はあ…やっと投稿できる…!お久しぶりです!!!
「あ、朝さぁぁあぁぁあん?!」
え、ええぇ?!
朝さん…が、なんでここに…?!
パーティ会場ならまだ分かるけど…
ん?ということは、朝さんは桜木ホールディングスの関係者なのか?
「し、翔くんっ」
うおっ?!朝さんが俺にぎゅっ、としがみつく。
「おねがい…っ、ちょっとだけ、こうさせて…」
かわいすぎるだろ…!反則だよ、上目遣いとか…
おっと、ここで向こうから御曹司が―――。
「朝さああああああああん!なんで逃げるんだ!この俺の誘いなのに!!!!」
御曹司怖ぇ…!朝さんもそりゃ怯えるよな、こんなテンションじゃ。
と、急に止まった御曹司。
…どうした?
「関係者じゃないよね?」
御曹司は俺を指差した。あ、俺ね、はい。
ま、そうなるわな。んー、どうしよ。
「迷ってしまって…」
我ながら言い訳らしい言い訳だ。
この場は凌げるが、この後どうしよう…?!
「ししししょ翔くんは、私のこ、恋人ですっ!!」
…えっ? …ん? え?!
な、なんだって?!こ、恋人だと?!
あ、ふりね!
この御曹司を納得させるための!
そうだよね、朝さんと俺が付き合ってるとかないもんね!
びーっくりした!
え、でも朝さんは…。 ふりだとしても俺が彼氏とと思われていいってことかぁ…?!
「大企業の御曹司である俺と、ただの迷いこんだ男。朝さんがどっちを選ぶのかなんて明確だよな?」
…まあ、妥当だよな。 だって、事実だから。
朝さんだって、今はその場しのぎの言い訳で「恋人」って言ってくれてるけど、やっぱり御曹司の方へ行くんだろうなぁ…
無謀だなぁ…だってこの御曹司、本気に見えるぞ?
こんな手強いライバルに、勝てるわけねぇ。
…ん?!な、なんだ?!
またもやこっちにダッシュで来る誰かが…!!
今度こそやばい!俺の人生終わったーー!
「翔くん…大丈夫だよ」
耳元で朝さんに囁かれて、ドキッとしてしまった。
手をぎゅっ、と握られる。
俺の心臓が対応してない…爆発しそう…
ああ、幸せ。かなり非常事態だけど幸せ。
ダダダーッ!!
向こうから「はぁ、はぁ」と呼吸を荒げ、執事にしか見えない服装の人が走ってきた。
「虹希、さ、ま!なに、をされて、るん、ですか!」
執事かぁー…羨ましぃー!
そしてやたらと呼吸が荒い…必死だな。
そうだな、だって御曹司が何かやらかしたら自分のせいになっちまうからなぁ。
「あ、沙汰石!今、朝お嬢にお茶のお誘いをしていたんだよ」
「し、しかしお坊ちゃっま!和泉さまは嫌がられています」
「そんなこと関係ない、いざとなれば会社の力を使うことも…」
「駄目ですよ!」
そこで、今まで話していた執事がくるりと振り返った。
「関係者以外の立ち入りは禁止しております。」
…はい。だよねー…。
「ししし翔くんはわわわわたすぃの恋人ですっっ」
デジャウ…。さっきよりテンパっとるし可愛すぎかよ!!!
てかこれ、いわゆる『修羅場』ってやつなのでは?!
やっべえ…頭ん中がもうぐちゃぐちゃだぜ。
「こ、恋人?!ちょ、ちょっと虹希さま、待っててください」
たたたっ、と沙汰石?さんが向こうへ走っていく。
しばらく気まずい沈黙が続いた後、今度は女の人が険しい顔で近づいてきた。
この人、どこかで見たことあるな…
隣をちらっと見ると、朝さんもはっとした顔をしている。
「朝!お見合いなのに彼氏だって?何やってるの?」
「夕姉ちゃん…。」
あぁ!思い出した、会社も経営してて(しかも有名ででかいとか)モデルもやってる『澄井夕』だ!
え?夕さんって、朝さんの姉さんなの?!
―――もう、わからん!
ブクマ感想などもらえると泣きまあああす!!!




