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スモールボーラー  作者: 結城 晃
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負けることの悔しさ

登場人物紹介

一条 隼「いちじょう はやと」

物語の主人公。身長は中学から伸びていなくて高校では小さい。ポジションはSF。


神崎 徹「かんざき とおる」

県3位の大宮中エースの天才。ポジションはどこでもできる。


高見 賢人「たかみ けんと」

俊尾双子の弟で高身長。身長は192CMでまだ伸び盛り。


高見 俊「たかみ しゅん」

賢人の双子の兄。隼とは同じクラス。ポジションは一応どこでもできる。


森本 義明「もりもと よしあき」

沢北高校バスケ部キャプテン。自慢のスピードは止められない。


城崎 楓「しろさき かえで」

バスケ部のマネージャーで元バスケ部の現役クラブプレイヤー。たまに隼の練習に手伝う。


前回のあらすじ

隼は高校に入学してバスケ部に入った。

隼達新入部員と先輩チームの試合になり前半は良い勝負であったが、後半の始めに1年チームは交代して、点差が開いて先輩チームが圧倒的有利になった。

そして天才神崎がコートに戻って反撃を開始。試合は神崎の独壇場で猛攻が始まる。

結果は神崎が決勝ダンクを決めて1年チームの勝利。

いよいよインターハイ予選に向けて始まろうとしている。

「今日も1日頑張ろうか。」隼は自転車に乗り学校に登校した。

時間はたちホームルームの時間

「今日は学級委員を決めるぞ」担任の吉永は言った。

「まずは委員長から決める、やりたいやつ挙手」しかし誰も手をあげなかった。

「じゃあ成績的に決めて成績のいい人を委員長にしようよ」クラスのある人物は言った。

「成績だとこの前のテストだと一条がクラス1位だな、どうだやってみないか?」吉永は尋ねた。

「え!」隼は急すぎて驚きを隠せなかった。

すると前の席の女子が「やってみなよ」と勧めてきた

≪たしかあのこは、学年でもてている高橋奏だったな、断るとあとがめんどそうだからな≫隼は手を挙げて

「じゃあ俺が委員長をします」そして委員長になった。

「じゃあ副委員長は女子から決めようか」

しかし誰もなろうとしなかった。

同じクラスのバスケ部の横井が「高橋さんを推薦します。」といった。

「やめてよ、大地私はそんなガラでもないよ」

横井と高橋は幼馴染であった。

そして隼も仕返しのように「やってみたら」といった。

すると高橋は手を挙げた。

1-2の学級役員がすべて決まった。

そして部活になった。

「知っての通り3年の最終タイトルインターハイ予選まで残り2週間だ。」キャプテンの森本はみんなに言った。

「1回戦は禄院高校だ、相手は外のシュートを得意とする厄介なやつがいる。」

「キャプテン、あいつらは戻ってきますか?」

「いや、間に合わないらしい。準々決勝あたりから参加できるそうだ。」

「あいつらとは誰ですか」1年は興味を持った。

「1年は知らなかったか。あいつらとは、2年の宝山悠斗と同じく2年の高安空だ」

「どんな選手なんですか」

「2人はうまかったぞ。宝山は天才的ポイントガードでスピードも速く森本と互角以上のスピードで、高安はシューターでシュート範囲は広いし、高さもあったし止められなかったからな」

「んじゃベンチは3つ空くわけですな。」

「そうだベンチが3人空く来週までの決めておくからまだだえれがなるとか決まってないぞ、あとあいつらに合流するには3回戦の桜崎を倒さないといけない」

「県トップの桜崎かー確か神崎はそこからスカウトが来たんだよな」

「はい、あそこには俺が倒すべきやつがいるからな」

「お前が倒すべきッて誰だよ」

「中学の県総体、準決勝 大宮 対 市島の試合市島の4番は上手かった。そいつは県選抜でも4番でキャプテンをしたし、大宮戦後の決勝後も勝って全国に行った。準決勝のスコアは、46-75だった。」

「けど県選抜のエースはお前だったんだろ」

「確かにそうだったかもしれない、松崎龍吾は天才でプレーじゃ勝ってたかもしれないけど、あいつの作戦は俺を抑えて46点に抑えた。」

「そんなやつがいるのかよ。」

「よし練習始めるぞ」キャプテンの言葉一つで練習が始まった。

「ランシュー」

「おー」

チーム一丸となって返事をした。

次のメニューは1対1だ。

ここでも神崎は格の違いを見せつける。

シュートを外してもリバウンドを取りねじ込む。

ドリブル一突きにもレベルが違った。

ドライブは誰も止められない。

隼は神崎のプレーを目に焼き付けた。

次男は隼のオフェンスでディフェンスは、クラスメートの横井であった。

「いくぞ!」

隼はドリブルをつき始めて、横に揺さぶった。

そして抜こうとしたがスティールされた。

こんなんじゃまだまだだ。

この日も遅くまで自主練を遅くまでやった。

「もっと速く、もっと鋭く」

次の日の練習では、昨日の練習成果が出ていた。

けど目標の神崎徹には程遠い。

その日も遅くまで練習して、この1週間の練習の練習時間は誰もが驚くものであった。

朝6時に自主練8時半までの二時間半、昼休みの1時間、放課後の練習を3時半~7時までの3時間半、その後の自主練を10時まで。

1日の学校生活での練習合計時間は10時間。

休日は、半日練習でも朝6時から8時まで自主練8時~1時まで自主練、その後2時から~10時まで練習をして7日間の練習時間は、80時間もあった。

そして迎えたメンバー発表の日

「いまからインターハイ予選のメンバー発表を行う」

「はい」

「2年3年12名はそのまま。1年の3名の発表。」

1年全員に緊張が走る

「18番 19番 20番の発表」時間がたつにつれて緊張が高まる。

「18番 神崎 徹」

「はい!」

「当然だろう」という先輩の声も聞こえた。

けど本命はこの後の残り2席を誰がとるか。

みんなはここを狙っていた。

「19番 高見賢人」

「はい!」安心したように賢人は返事をした。

だけど他のメンバーには余計に緊張が高まる。

「20番」隼は時間が経つのが遅く感じた。

「高見俊」

「はい」俊は喜びあふれていた

周りの人からのおめでとうの声が多かった。

けど隼の絶望感はすごっかた。

その日帰り、シャワーを浴びると隼は涙が止まらなかった。

「くそー次はあいつらを超えてやるからな。」

このまま大会まで練習を積んだ、隼はそれ以上に練習をした。

いよいよインターハイ予選が始まろうとしていた。

隼の負けることのつらさは消えることのなっかた。

END



観覧ありがとうございます

次回作も期待お願いします

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