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赤の12番で君を待つ  作者: ナナセ。
1/4

1st

はじめまして、ナナセ。と申します。

初投稿です。

「━━のようです。続いてのニュースです。今日の午後6時ごろ、〇〇県××町にて事故が発生しました。この事故で━━」



***

1


ススキが鬱蒼と生い茂る場所に、赤谷稔は足を踏み入れる。

ススキ畑に用があるのではなく、その中にぽつんと佇んでいながらも存在感のある、ある建造物に近づくためである。

遠くからでも充分なんのための建造物かは分かるのだが、近づくほど形は鮮明に、その姿がはっきりとなっていく。

”それ”は古びた観覧車。

昔は多くの子供の声で溢れかえっていたであろうそのアトラクションは、今やサビと植物で覆われている。

稔は1番地面に近い個室へ入り、荒れ放題の座席に座る。

座ると同時に睡魔が彼を襲い、一瞬にして彼は眠りについた。


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