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新種の木

「―というわけで、またパティシェする事なりました」

 マジで戻ってきてる......。厄介事にならなければいいが。

「来て早々とお願いがあるんですけど、いいですか?イヴさん」

「出来る範囲ならね」

「この木植えたいんですけど」

 と言い、窓の外を指さす。なんか横になっているけど、大きい木がある......。まさか―。

「洵にはこの前話したと思うけど、あれが例の新種の果物が生る木だ」

 やっぱり! あのときは気にしていなかったが、よくよく考えれば調達するために危ない島に戻るわけ行かないしな!

「最初は現地調達がいいと思ったけど、さすがにイカダで半月は厳しいから、店の近くで調達しようかと」

 お前にとって、その島は危なくとも何ともないのかよ! てか、よくイカダで行こうと思ったな!!

「これが新種ですかー。確かに他の植物と大きく違う点がいくつか見受けられます。固有種の可能性もありますね」

 衣奈、視力いくらだよ......。ここから見ただけじゃ、いや近くからでも分からないと思うが、そんな遠くのものを細かく見ることできるなんて......。

「確か、それを使った新作ケーキを出すのよね?いいよ」

 あっさり、オッケーしないでくださいよ、イヴさん!もっと聞くことあるでしょ!?

「その木、危険は無いのか?」

「ああ、大丈夫だよ。この木が発生させる花粉を吸い込まなければ、大丈夫だよ。吸いこんじまったら、場合によっては急性アレルギー起こすらしいから」

 それ、大丈夫じゃないんじゃあ......。というか、新種なんだよな?なんで急性アレルギーとか起きるって知っているんだよ!

「と言うと、スギの一種でしょうか?」

「いや、ヤシだったと思うけど」

 意味の分からない会話が隣で繰り返されている。これだから、勉強の出来る連中は......。

「食中毒だけは起こさないでねー」

 イヴさん、他に言うことないんですか?

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