61. 人生の半分
主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁りです。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしていますので“い”抜き、“ら”抜きはご容赦くださいね。
【日くらし】
61. 人生の半分
「カーッ!アレ食べたことないって人生の半分損してるわ!!」
たまに聞くイラッとする言葉です。ボールがあったら投げつけてますね、思いっきり。
そもそもあなたが私の人生の何を知っているのかと。
食べ物に限らず書物や音楽や趣味、私の周りですと特にマンガやアニメ等々のコンテンツ系が多いように思いますが人が興味を示す嗜好とその方の“推し”の話が主だったところです。
人の好みは正に十人十色で、そこには“合う・合わない”が存在しますから誰にでもという事はないのですが、“自分がこれほど気に入っているのだからみんな好きなはず”と思ってしまうのは人間の性といいますか自身の正常性・一般性を前提とした思考であって、相反した場合は敵対関係にまで発展する厄介な理念です。
もちろん私も陥りがちですけれど。
さりとて世に広く“良い!”と言われているものは試してみると確かに“良かった!”となるものが多いですし、お勧めしたいだけの理由があるのも頷けます。
あと『この人が言うなら』というのもありますね。
勧められなければこれを味わう(経験する)事は無かったのかと思うと、おっしゃる通り損であったかもしれません。
ですがそこで私が思いますに、
“今までの人生の” ではなく “これからの人生の”
という事ではなかろうか?
自身が過ごしてきた人生は人それぞれに積み重なったもので、そこに本質的な無駄や損は無いと思っています。(たとえダラダラぐだぐだとしていても!)
ですので新しい“体験をした”“発見をした”というのはその分その人の人生の枠を拡げたという意味であって、“半分”と言われるなら人生が倍になったという事ではなかろうかなと。(うーん、やっぱ“半分”は言い過ぎだよなぁ)
なれば今後は推されるものは前向きにというか、積極的に試していくのも良いかもしれません。枠が拡がるなら儲けものです。
合わずともそれも経験として拡がった“枠”ですし。
(オイオイ、ちょっと良い事言ってない?私)
ところで人間の体は6,7割が水分と言われておりますが、体脂肪率が3割程の私って何でどうやって出来てるんです?
恐いんですけど!!
ではまた
ご注意:勧める人によりますよ




