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37. 宇宙論


主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁だべりです。


 視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。

いつでもどこからでもどーぞ。


【日くらし】


      37. 宇宙論


 ごめんなさい、大きく出過ぎました。(お察しの通り大した話にはなりません)


 この世の中、“謎”って数多(あまた)ありますが(さい)たるものとしては“宇宙”ではないかと思います。


 いつどんな風に始まってどう終わるのか?そもそも始まりや終わりってあるのか?

そんな壮大過ぎる謎に古くから人は推論と観測を重ねて深淵の手掛かりを掴もうと日夜研究を続けているわけですが、解明が進むにつれ浮き彫りになってくるのが

『地球(生命・人類)の存在の異常さ』みたいです。


 比較的長寿の恒星(太陽)から、水が液体でいられる程度、且つ生命が活動できる温度が保てるような良~い感じの距離を回っていて、定期的に干潟ができる程度の潮汐影響を(うなが)す重力(質量)と距離の衛星(月)があって、たまたまアミノ酸とか有機物が生命に昇格して、大気が逃げない程度で重すぎない質量で地磁気やオゾン層が良~い感じで放射線・紫外線を遮ってくれて……


『とか有り得るかーっ!!(ぷんすこぷん!)』らしいです。

(物理法則や関わる定数なんかも大概(たいがい)都合よ過ぎみたい)


 そこである人が

「実は宇宙ってたくさん存在してて、それぞれ微妙に違ってて、偶々(たまたま)うまく()み合った条件の宇宙で発生した我々が自我を持てて認識できているって話じゃね?」

とか言い出しました。(マルチバース理論ってやつらしいです)


 これは『なるほど!』と思いましたね。

真偽の方はさて置いて、むしろそう考えないと無理がある気がします。

 そしてここが愚民(ぐみん)の悲しさなのですが、

「だったら私が“大富豪”とか“チョー綺麗な俳優さん”とかいう宇宙があっても良いんじゃね?」とか思ったりしてしまいます。そして

「あー…… でもどっちもメンド臭そうか、じゃこの宇宙でいーか」に落ち着きます。

良くできていますねこの宇宙。


 見えないものを見ようとするのも大切ですが、今望遠鏡を覗き込むと西の夜空に“レモン彗星”(カワイイなおい)が見えるらしいですよ。


 秋の夜長、ミレニアルな天体ショーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は望遠鏡持っていませんけれど。



        ではまた


注1)オゾン層が形成されたのは生命シアノバクテリア誕生後です。

注2)マルチバース(多元宇宙)とパラレルワールドは異なる概念です。

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