20. 神頼み
主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁りです。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
【日くらし】
20. 神頼み
信心深いと言うわけではないのですが、時折近所の神社にお参りに行きます。
願い事をというよりは、“先月はお陰様で特にケガや病気も無く過ごせました、ありがとうございました”というお礼を伝えるといった感じです。
「 謙虚さアピールかよウザッ!」ってなるでしょ?
なんでも神社のお参りとは、本来こういう感謝を伝える為のものらしいんですよ。
そして私はこういう“愁傷な心掛け”がきっと未来の幸福を導いてくれるのではないかと推察しています。
ね、腹黒いでしょ?
ですが正直なところ、いいとこ500円、せいぜい100円や50円、さては10円とかのお賽銭で
「幸せください」
はあまりにご無体でしょうよと畏れながら神様に同情してしまいます。
資本主義の経済原理を適用するわけではありませんが、等価交換とまでは言わずとも相応の対価を提示して、こちらの要求を願うべきではないのかと。
神様が仰るかどうかは分かりませんが、
「年末ジャンボ?ならまず半分の5億円くらい賽銭箱に入れろや」
となってもそれは正論ですし、いくらか当選確率も上がる様な気がします。
ですがそれはギャンブルであって、神事ではなくなります。
お気を付けください。
ではまた




