183. 電車
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。(あ、誤字脱字も……)
【日くらし】
183. 電車
普段の移動は通勤含めて車ですし、近くに駅もありませんから電車を利用することは本当にごく稀でして、たまに乗るとどうにも電車内での過ごし方に困ります。
今時ですと皆スマホをイジって過ごすのでしょうが、通信料も電池残量も心もとない私にその選択肢はございません。(昔か)
音楽もそれほど常に聴いていたいわけではありませんし、じゃあ「落語でも聞くか?」とも思いましたが、一人でニヤニヤしていたり音漏れしてるのが落語ってちょっと痛い奴かなー…って。(今更ですが)
長距離(長時間)であれば文庫本でも読みながらとなるのですが、2,3駅くらいだとそれも中途半端です。
では何を?となると私の場合「人間観察」となります。(キモイなぁ)
大体7,8割はやはりスマホを眺めているか音楽を聴いている方となりますが、中には参考書や課題をやっている学生さんとか(大変だなぁ)、最近食べたスイーツ談議に花を咲かす女子達とか(え?それどこのお店?)、他には大きな声で会社の愚痴を言い合っているオジサン連中とか(ったくウルセーなぁ)。
たまに何するでもなくドア付近に立ってガラスの外を「じー……」っと眺めている方がいらっしゃいますが、もしかするとこの人
「ガラスに映ってる自分の顔をずっと見てたりして?」なんて失礼な事を考えたり。
発車間際にバタバタと乗り込んできて、ドア付近にたむろった高校生くらいの四人組。
男子三人と明るい髪色の小柄なカワイ目系女子一人というマンガに出てきそうな組み合わせで、ワイワイと学校や部活の話をしております。(青春だなぁ)
様子から察するに、明らかにその女の子に気がある感じの男子(A君)が何かにつけ女子にボケ混じりの話を振り、向かいの男子(B君)が合いの手を入れ(この子もちょっと女の子を意識気味)、それに声はサバサバとしたちょっと“ヤン”が入っている雰囲気の女の子がケラケラと笑っていて、それらを興味薄げに眺めている大人しめの男子(C君)。
次の駅でA君・B君が「じゃーなー」と降りていきまして、ヤン女子と大人しめのC君が残るというシチュエーションになりました。(あの急に“シーン”ってなって本人達以上に周囲の方が居心地悪くなる現象何なんですかね?)
果たしてこの後一体どんな会話と展開が待っているのか?
これほどオタクババァの妄想捗る状況はありません。大好物なやつです。
しばらくしてC君が何やらボソボソとつぶやき、女の子はそれに“スン”ってした感じで短く答えています。表情も先ほどとは明らかに違う感じ。
『おやおや、やはり盛り上がらないですか?……』
ちょっと残念ですが、そうそうマンガみたいな展開はないでしょうからこれが現実なのでしょう。C君ドンマイやで。
C君に(心の中で)エールを送りつつ、次の駅で降りていく二人を見送っておりましたら、チラリとC君の左手人差し指を女の子が握っているのが見えました。
『はぁああああああああああああああああっっっ!!!???』
ではまた(えっちょっ⁉…… はああ??)




