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158. アナウンス

 主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁だべりです。


 視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。

いつでもどこからでもどーぞ。


ご注意: 口語こうご的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。

【日くらし】


       158. アナウンス


「お客様の中に医療関係の方はいらっしゃいませんか?」


 映画やドラマの中でしか聞いた事の無いアナウンスですが、飛行機などの直ぐに降りられない閉鎖的環境で急病人が出た場合の協力要請です。


 その場に居合わせたとしても当然私にはどうする事も出来ないわけですが、お医者さんが乗り合わせていた場合はさぞ優越感と脚光を浴びそうな状況でしょうねぇ。おこがましいですが羨ましい限りです。


 ところが以前どこかで聞いた話ではそういう場合、当のお医者様的には

“二の足を踏む” らしいです。(え?そうなの?)


 お医者様と一括りに言いましても当然専門性は多岐に渡るので、該当の患者さんが専門外の症状であった場合、適切な判断ができない事が想定されるからみたいですね。

 勿論一般の人よりも総合的医療知識は各段に有しておられましょうが、初見、特に急性時の判断は生死を分かつ可能性もありますから迂闊うかつに手が出せない(出したくない)、というのが本音で、資格上緊急時の医療処置義務みたいなのがあるけれどそういうアナウンスが流れると

「誰か他の医者 (いたら)名乗り出んかなぁ……」っていうチキンレースが始まるらしいですよ。(なるほど、そりゃ責任も重大ですものねぇ…)


「お客様の中にマンガ・アニメに詳しい方はいらっしゃいませんか?」

とアナウンスされたら私など「やれやれ、私の出番か?」と立ち上がりそうですが、

「待てよ?古いのもなら良いとして、最近のアイドル物やBL系だったら専門外だぞ?」となりそうですから確かにそういうものなのかもしれません。(どんなシチュエーションだよ?)


 映画・ドラマと言えば以前、県外で行われた会社の研修上がりに

「じゃあ皆でご飯でも行こうか」となりましたが7~8人で車が一台という状況。(私含めたほとんどの人が電車移動)

 私と同僚2人が

「じゃ私らタクシーでついて行きます」となりました。


 タクシーに乗り込んで「すみません、あの前の車追いかけてください」と伝えますと運転手さんが

「っ!? はい!分かりましたーっ!!」ってやたらキラキラした顔でしてね。(もう少年みたいな輝き)


『あ、これ絶対勘違いしてるわ…』と思って「イヤ、同じ会社の人なんすけどね」と言った時の運転手さんの複雑そうな表情が忘れられないなぁ。

(「え?……、あ、あーー……」みたいな)



    ではまた (どんなオバサン探偵ものだよ)



挿絵(By みてみん)

可哀そうなことしちゃったなぁ……

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