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15. 15夜


主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁だべりです。


 視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。

いつでもどこからでもどーぞ。

 



【日くらし】


     15. 15夜


 今日(10月6日)は15夜みたいですよ。

知らなかったんですが、15夜って必ずしも満月というわけではないらしいですね。

(今年は明日が満月らしいです)


 満月と言えば、空を見上げて

 「グクク…オレの中の真祖(しんそ)の血がぁ!……」なんて沸き立つキッズもいそうですが、大丈夫、それ気のせいですからね。どーどー。


 とはいえ、月にまつわる逸話(いつわ)や謎・不思議は古くから盛りだくさんで、加えて天体としての特異性(衛星サイズ(比率)としては大き過ぎるとか)や、それによる地球への物理的影響なんかもあってなかなかミステリアスな話題に事欠かないのも事実です。


 一説によれば月の重力による潮汐(ちょうせき)効果(潮の満ち引き)のおかげで生命が誕生したなんて話もあって、なんだか神がかり的なスケールの仕込まれ感も(きん)()ません。


 月の不思議に“常に地球に同じ面を向けている”というのがあります。


 天体物理学的に言えば、“公転周期と自転周期が同一”という事なのですが、なぜそうなのかといえば、地球の重力による潮汐(ちょうせき)ロックという現象の結果のようです。(詳しくは知りませんけど)


 私的にはこの現象(いつも同じ面を向けている)も長く人類に“天動説”を信じ込ませた理由の一つではなかろうかと思っておりますが、そういうあたりも含め、いつも同じつらしか見せないキャラというのは大概(たいがい)腹黒(はらぐろ)野郎と相場が決まっています。

「こいつきっと何か企んでやがるぜ」と。


え? 地球に落ちるはずの隕石を受け止めて裏側の面はクレーターでボコボコ?


「ちょ……あんた…」(トゥンク…)



            ではまた



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