125. 上戸
主張も心意気もない日々感じた事柄についてのエッセイ、というか駄弁りです。
視聴番組のCM中にでも見れる(読める)程度の時間と内容を想定してます。
いつでもどこからでもどーぞ。
ご注意: 口語的語りとしています “い”抜き、“ら”抜き、その他文章定義はご容赦くださいね。
【日くらし】
125. 上戸
白戸家のお嬢さんではありません、お酒の上戸の話。
笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸、調べてみて初めて知りましたけど“空上戸”なんてのもあるそうですね。呑んでも顔や態度に変化が出ない事らしいですが、一説には飲めないのに空騒ぎする人を言うなんてのもあるそうです。
私は泣いたり笑ったりはしゃいだりといった事は無いのですが、宅飲みメインの飲酒スタイルという環境もあってか酔っ払うとなぜか掃除をしていたりします。
食(晩酌)後、洗い物をしていてレンジフードの油汚れやケトル・フライパンの焦げ付きなどが目に入るとつい手が出てしまって延々とゴシゴシやり始めてしまいます。
いつもというわけではありませんし、範囲もキッチン周り限定、且つ素面では一切そんな気も起きませんから家の中がキレイかといえば全く以って違います。
むしろお恥ずかしいほどの汚さ……。
しばらく前からですが、朝起きてキッチンに行くとピカピカになった鍋がありまして、
「はて?鍋なんて磨いたっけ??」というような事が続きましてね。
今までたとえどんなに酔っ払おうと記憶を無くす事は無かったのでちょっと驚きました。
酒量は変わっておりませんからこれも加齢による衰えなのかなと悲しくもありましたが、ちょっと怖いなぁというのが正直なところです。
しかし先日は気が付けばゴチャゴチャと埃まみれに汚れていたテレビ台周辺がキレイになっておりまして、とうとうキッチン界隈から対応範囲が広がった事に気が付きました。
「これは……、もしかすると酔えば酔うほど家の中がキレイになっていくのでは?」
古いカンフー映画を思い出しました。潜在スキルの覚醒です。(ありがとう、老師)
そして今朝なのですが、顔を洗おうと洗面場へ行きますと洗面台にキッチン鋏が置いてあります。
「???」となりましたが、謎はすぐに解けました。
鏡には見るも無残な前髪の私が……。
ではまた
(皆さん暮れぐれもお気を付けください)
2秒後絶叫ですよ
(「前髪鬱陶しくなってきたなぁ…」っていう微かな記憶)




