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勇者へこみちの覇道  作者: 弐屋 丑二


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娘のまお

何一つ纏っていないメルルーンは気付くと真っ白な世界に居た。

目の前には五つの赤いボタンが横に並べられた白い台が地面から伸びており近づくと、空から声が響いてきた。


力が欲しいか?


メルルーンはしばし戸惑った後に

「欲しいです!ください!」

と空に向かって言った。


よろしい、ではその五つのボタンの中から一つを選びなさい。


「あの、ボタンを押すとどんな力が……」

メルルーンの問いに咳払いが空から響き


そこから向かって左のボタンから、1枚のティッシュを3回使える力、急な腹痛に耐えきる力、乳首から全てを破壊するビームが出る力、雨の匂いがわかる力、そして人の話を聞き流す力だ!


メルルーンが黙って真ん中のボタンを押そうとすると


まーてまてまて、乳首だぞ?つまり服を着ていてもビームで焼けて撃つたびに出るんだが?


「あの、たぶん神様だと思うんですけど、他の力はゴミでは?」

メルルーンが冷めた眼差しで言うと


何もわかっていないな。外れスキルこそ当たるという異世界アニメの鉄則を知らないのか?


「アニメってなんですか?」

メルルーンが首をかしげると


聖典であり人生を教えてくれるものだ。アニメを学べば人生に打ち勝つことができる。


興味なさげなメルルーンは大きくため息を吐いてどうでもよさそうに1番左のボタンを押した。

すると辺りが光に包まれる。


娘のまおは恵まれたエリートすぎて調子に乗っている。要するに中卒ですげえ苦労してサクセスしたスーパーサッカー選手の娘が親の金の力で大卒で起業して人生楽勝!みたいなムカつく感じだ。折檻を頼むぞ、3代目へこみち、メルルーンよ……。


最初から最後まで何いってんだこいつ、と思いながらメルルーンは白い世界から消える。

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