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勇者へこみちの覇道  作者: 弐屋 中二


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へこっ、へこへこ、へこみち

小屋に横たわっていたポエミーの腐りかけの死体がいきなり腰を縦に振って踊りだし

「へこっ、へこへこ、へこみち」

と声帯が腐ったような地獄からのボイスで歌いだした。

すると小屋の他の部屋のベッドや、小屋の近くの樹木の下に埋まっていた二代目へこみちや自称メロー遺体が次々に立ち上がり、土から姿を現して、小屋へと入っていく。

そして腰を縦に振りながら

「へこっ、へこへこ、へこみち」

と地獄ボイスでうめき始める。更に小屋のボットン便所の中から腐ったメルルーンが出てこようとしたところで踊りと歌は止まり、メルルーンは再び落ちていった。


テーブルに並んで座った3体の遺体はしばらくニヤニヤ笑った後、突如力を失いテーブルに突っ伏した。


ポエミーの遺体の頭の穴から脳みその欠片を持ったアリが出てきて

「そうか俺は勇者へこみちだったのか……でも勇者へこみちって何……?」

という雰囲気でテーブルから降りていく。


その夜


アリのへこみちはいつものように、サボりアリと触覚を合わせ、話のようなことをしていた。

どうやらポエミーの脳みそは美味かったそうで、連れていけという内容のようだ。

へこみちは了解した。



その頃



小屋のボットン便所から腐ったメルルーンがでてきていた。彼女は小屋を出て、深夜の森を通り過ぎ、近くの川で身体を洗うと

「病気発症してすぐトイレに捨てられて……あれ?捨てられた?」

首を傾げる。その時、メルルーンの裸体に天空から一筋の光が差し込んだ。

「えっ?もう六十話で、殆ど誰も最新話見てないゾーンに突入したから……本気出す?」

そう呟いたメルルーンの身体が空へと浮き上がっていった。


次回!どれでも一つ好きなスキルを与えよう……楽しみにしてくれよな!

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