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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年04月
94/365

【揺花草子。】[#4450] 反骨心。

Bさん「人間シリーズ第2弾。」

Aさん「人間シリーズって何?」

Cさん「昨日は人間と言う生命が備える各種機能を

    この先代替可能なパーツに置き換えていく事で

    生命を長らえせる手段を獲得するようになるんじゃないかと

    言う話をしたわね。」

Aさん「そう言う話でしたっけ?」

Bさん「そしてそれは人間とともに生きる家畜の皆さんにも

    及ぶに相違ないと考え、サイボーグ馬と言う新しい有り様を

    議論したよ。」

Aさん「サイボーグ馬・・・。」

Bさん「さて今日は『人間なんて』と言う歌を取り上げますよ。」

Aさん「え・・・また随分と懐かしいと言うか古いやつ・・・。」

Cさん「あら知ってるのね。

    改めて説明するけど、『人間なんて』は

    ご存知吉田拓郎氏の1971年のアルバム及び

    そのタイトルチューンね。」

Aさん「1971年・・・50年以上前ですね。」

Bさん「この曲は歌詞がとても印象的だよね。」

Aさん「あぁ・・・

    『人間なんてラララ〜ララララ〜〜ラ〜〜〜〜』

    ですね。」

Cさん「引用よ。」

Aさん「相変わらずビシッと線を引いて来る姿勢。」

Bさん「コンサートなどでは観客の皆さんと大合唱になるそうだよ。」

Aさん「あぁ・・・なんかそう言う映像観た事あるかも。」

Cさん「それだけファンの皆さんに愛されている名曲と言う事よね。」

Aさん「そうなんでしょうね。」

Bさん「そんな『人間なんて』ですが、

    ぼくにはこの名曲をさらに高みに引き上げる

    優れたアイデアがある。」

Aさん「いやそれは傲慢と言うものでは?

    既に楽曲として完成しておりたくさんのファンに受容されているものに

    浅っさいインプレッションでアドバイスなんて

    おこがましいにも程がなくない?」

Cさん「そう言う正論はヤフコメにでも投げて

    『う〜ん』をいっぱい貰えば良いわ。」

Aさん「嫌な言い方しないでくださいよ!!」

Bさん「ともかく、『人間なんて』に対するより素敵な改善案。」

Aさん「んん。」


Bさん「『人間なんてニャニャ〜ニャ〜ニャニャニャニャ〜〜ニャ〜〜〜』」

Aさん「可愛い!!!!!!」


 人間に反感を抱く猫の歌かな?

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