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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年03月
83/365

【揺花草子。】[#4439] 一撃必殺。

Bさん「昨日に引き続き某国の宮廷の地下闘技場で夜な夜な開催されていると言う

    謎の異種格闘技戦『KICK & BLADE』のお話をします。」

Aさん「そう言う興行名なの?」

Cさん「毎回死者が続出する古代ローマの剣闘士も斯くやと言うような

    ヤバいトーナメントよ。」

Aさん「そりゃヤバいでしょうね!!?」

Bさん「昨日話したキックボクサーの出張サービス『デリけり』から

    派遣されてくる選手はこのトーナメントで毎回良い成績を残すから

    表向きどこにニーズがあるか分からない謎サービスなのに

    会長はやけに羽振りが良かったりするよ。」

Aさん「人間の汚いところが透けて見えるな!!!」

Bさん「ま、ともかく。

    昨日までで『しのぶれど 色に出るでりけり わが恋は』と言う

    上の句の部分まで解説が終わったけど、

    今日からは下の句に入りたい。」

Aさん「まだ何日か掛かるんだね。」

Cさん「まずは『ものや思ふと』の部分ね。

    オリジナルでは『恋でもしているのですか?』くらいの意味だけど、

    私の解釈は違うわ。」

Aさん「んん・・・一応聞きますか?」

Cさん「『ものやおもふと』の『もの』、

    これは『モノ』つまり『単一』と言う意味。

    『ものやおもふと』の『やお』は『八百』つまり 800 と言う意味。

    これを足し合わせると 801。

    『もの』『やお』、これはつまり『やおい』と言う意味よ。」

Aさん「かつてないトンデモ解釈来た。」

Cさん「『ものやおもふと』の残る『もふと』の部分は簡単よね。

    これは『もふもふ』の事だわ。

    つまりやおいカップルがお互いモフモフし合いながら

    イチャイチャする様を表しているの。」

Aさん「何言ってるんですかねこの人・・・。」

Bさん「ママンの暴論に対してぼくの意見は根本から異なる。」

Aさん「暴論で言えばきみのも暴論だよ?

    五十歩百歩と言うより九十九歩百歩くらいだよ?」

Bさん「とは言え、『ものや思ふと』の『もの』の部分は、

    ママンと同じくぼくは『モノ』つまり単一と解釈する。

    そして『や』の部分は『矢』。

    『おもふと』は『尾も太い』と言う意味。

    ここで言う『尾』とは矢の末端に備える『矢羽』を表す。

    これが『太い』つまり大きい。

    これをまとめると、『ものやおもふと』は全体では

    『極めて強力な1本の矢』と言う意味です。」

Aさん「強力な1本の矢・・・。」


Bさん「つまりこの血で血を洗う

    地下トーナメント『KICK & BLADE』に

    新たにアーチャーが参戦して来たと言う意味だよ。」

Aさん「異種格闘技戦!!!!!」


 リング内で近接武器を相手にするのは無謀では。

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