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【揺花草子。】(日刊版:2024年)  作者: 篠木雪平
2024年02月
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【揺花草子。】[#4416] 考え中。

Bさん「昨日は一級魔法使い試験編も絶賛大盛り上がりの

    『葬送のフリーレン』のお話をしました。」

Aさん「んん、そうだね。」

Cさん「阿部さんは一級魔法使いの特権として

    『相手にバレずに服が透けて見える魔法』を教えて欲しいって

    言ってたっけ?」

Aさん「言ってませんが!!? 何言ってくれてるんです!!?」

Bさん「違うよね。

    『じろじろ見てても相手にバレない魔法』だよね。」

Aさん「それも違う!!!」

Bさん「ま、ともかく。

    昨年秋クールから OA が始まり、今2クール目である

    『葬送のフリーレン』ですが、

    同じように昨年秋クールから2クール目に入っている作品として

    『薬屋のひとりごと』がありますね。」

Aさん「んん。」

Cさん「押さえてる?」

Aさん「ええ、もちろんです。

    2クール目になって一層面白くなってきてますよね。」

Bさん「中世期の中国のような架空の国家の後宮を舞台に

    薬物や毒物にめっぽう目がないちびっこが活躍するお話ですね。」

Aさん「薬物に目がないとか言い方酷いな。」

Cさん「阿部さんは里樹妃に仕えられるなら

    宦官になる事も辞さずと言ってたわね。」

Aさん「言ってませんが!!?

    それ以前に科挙に通る自信なんて全くありませんが!!?」

Bさん「ま、とにかく『薬屋のひとりごと』。

    主人公は『猫猫』と言う名前の少女です。

    元々花街に出入りしている医師である養父の

    手伝いで働く薬師の娘だったけども、

    ある時人攫いに拐かされて後宮に売られてしまう。」

Aさん「だね。」

Cさん「猫派大勝利よね。」

Aさん「そう言う諍いの火種を振りまく発言は慎んでいただきたい。」

Bさん「普段は無愛想で自分の興味外の面倒事は避けようとする猫猫ちゃんですが、

    持ち前の優れた洞察力と観察力、明晰な頭脳により

    後宮内で起こる様々な事件に巻き込まれながらも

    その難局を見事切り抜ける。

    その際に物事を整理するためにひたすらに思考の海に身を沈め、

    ぶつぶつと呟くような振る舞いを見せる。

    それが作品タイトルともなっている『薬屋のひとりごと』と言うわけだね。」

Aさん「んん。そうだね。」

Bさん「これホント猫猫ちゃんで良かったよね。」

Aさん「えっ何どう言う事?」


Bさん「だってもし作品タイトルが

    『阿部さんのひとりごと』だったら

    『いやお前ぶつくさ言ってないで黙ってろや』

    とか言われてたところだよね。」

Aさん「酷くない?」


 独り言がうるさい人っていますよね。

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