【揺花草子。】[#4404] 対策。
Ｂさん「『100カメ』って番組知ってる？」
Ａさん「え、あの NHK の？」
Ｃさん「あら知ってるのね。
阿部さんの家のテレビはアニメとエロい VOD しか
映らないものだと思っていたわ。」
Ａさん「何と言う酷い思い込み。」
Ｂさん「どう言う番組か知ってる？」
Ａさん「あれだよね、何らかの現場に100個ものカメラを設置して
余すところなく押さえますぜって言う
ドキュメンタリーと言うか・・・。」
Ｃさん「ま、そんな感じね。」
Ｂさん「隠しカメラを設置させれば右に出る者なしと言われる阿部さんには
ぴったりのお仕事じゃないかな。」
Ａさん「右に出る者いっぱいいるよ？
そんな業界でトップランナー決め込んでないよ？」
Ｂさん「何ヶ月か前だけど、ご存知スーパーフォーミュラに参戦してる
可夢偉選手のチームに密着したり、
AAAタイトルのリリースを目前に控えたご存知カプコンさんに
密着したりしたよ。」
Ａさん「あぁ、うん。見た見た。
どっちも面白かったよね。」
Ｃさん「ゲームとしては致命的なバグの1つとされる
壁抜けバグについても言及されてたわね。」
Ａさん「確かに。
レオンが真っ暗な闇の中をどこまでも落ちてくやつですよね。」
Ｂさん「ぼくは格ゲーはあんまりだから
『ストリートファイター』は詳しくないんだけど、
ハマーン様みたいな髪型の新キャラの技の作り込みに
四苦八苦してたよね。」
Ａさん「ハマーン様みたいな髪型か？」
Ｂさん「まあ何にしても、100台のカメラと言う圧倒的物量で
現場の空気感までも余すところなく押さえようと言う
実に意欲的な番組コンセプト。
とは言っても、よく見るようなガッツリした TV カメラではなく、
GoPro 的ないわゆるアクションカムを使っていますね。」
Ａさん「だね。コンパクトサイズでこう言うコンセプトに
ぴったりなんじゃないかな。」
Ｂさん「ところでアクションカムと言えば、
この現場ではナカＰが愛用しています。」
Ａさん「あぁ・・・ツーリングの時にってやつだっけ？」
Ｃさん「そうね。
バイクのハンドルにマウンターを付けて、
走行中の映像を録画してるんですって。
泊りがけのロングツーリングだと SD カード数枚になったりするそうよ。」
Ａさん「はぁ・・・。」
Ｂさん「でもね、ナカＰいわく、
GoPro でいちばん扱いが難しいのはバッテリーなんだって。」
Ａさん「バッテリー。」
Ｃさん「もちろん撮影品質によっても大きく変わるそうなんだけど、
バッテリーの発熱が過ぎるとカメラが強制シャットダウンして
撮影が止まっちゃうんですって。」
Ａさん「あぁ・・・なるほど。
でもナカＰはツーリング中ずっと回しっぱなしなんですよね？」
Ｂさん「そうなんだけど、
ナカＰはカメラに内蔵バッテリーを差し込むんではなくて
USBケーブルでモバイルバッテリーを繋いで給電するスタイルなんだって。
これによって内部の発熱をできる限り抑えるとの事。」
Ａさん「なるほどなるほど。」
Ｃさん「それでもね、カメラ自体の発熱はどうしてもあるから、
ふつうはそう長くは撮影できないんですって。
ナカＰの場合は走行によって常に空冷の効果があるから
発熱が抑えられると言う事みたいよ。」
Ａさん「あぁ・・・。強制的に冷却される形なんですね。」
Ｂさん「振り返って、『100カメ』だ。
あくまで画面から判断する限りだけど、
設置しているカメラはバッテリーは内部に挿入しているようだし
特段冷却に気を使ってる風でもない。
ナカＰに言わせれば、あれで何時間も撮影できるはずないと。
せいぜい30分かそこらで強制終了するはずだと。」
Ａさん「へえ・・・。」
Ｂさん「だから30分ごとに全台
予備機に入れ替えつつ撮影してるんじゃないかな？」
Ａさん「とんでもない手間じゃない！！？？？」
ホントにどうなってるのか訊きたいです。
